雲九のもくもく覚書

2005年からだらだら今年も書いてます…

「憂鬱な楽園(南國再見、南國)」

2008年06月01日 | 購入品’(映画券)

映画ファン感謝デーですが新作ではなく旧作を500円で見てきました。
台湾行きたい心を刺激する侯孝賢監督作品です。

今日から就航する小松-台北直行便を記念する台湾キャンペーンの
一環だったらしくF4グッズを窓口でいただきました。

映画は家並みがギリギリ線路の両側に迫る十分駅に到着する
ところから始まり、台北、嘉義と舞台は移ります。
作品を見に行ってるんだか景色を見に行ってるんだか
嘉義と聞けば「おぉ、鶏肉飯の美味いとこや」と看板を目で
追ったりして、私個人へのキャンペーン効果はばっちり(?)。

何度も映るいろんな表情の空とすごく現代的な音楽が風変わりな
取り合わせで印象的でした。音楽:林強となっていたので
主人公の舎弟役で出ていた人が担当していたみたいです。

でもとりとめがないといえばいつもとりとめがない監督の作品は
久々に映画を見に来たらしきおじさまたちには退屈だったのか、
中途退出組が2組もいました(元々少ないのでとても気になる)。
そういう意味では日本の古本屋や駅のシーンばかりが印象に残る
「珈琲時光」とこれの2本での観光誘致は企画倒れだったかも

しかし…見終わってもこの映画を以前に見たことがあったかどうか
判然としないことに愕然。見ればはっきりすると思ってたのに…。

ちっちゃいごはん茶碗に大皿に盛られた味の濃そうなおかずを
てんこ盛りにのっけて地面にしゃがみこんで食べる場面とか、
ものすごく美味しそうで絶対みたような気がするんだけど、
それも監督の他の作品にもでてきそうな気もするし。
アァワカラナイ。どうでもいいけどわからない。


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