川沿いに建つ簡易な湯小屋のジモ専だったそうだが、壁面は川の増水で流されたのかなくなっており、支柱のパイプとプラスチックの波板屋根だけになっていた。湯舟は 1 人サイズのものがコンクリの地盤に埋め込まれているが、しばらく人が入った様子もなく、析出が堆積していた。
所有者らしい人にコンタクトすることが叶わなかったので、“控えめに”足湯だけさせてもらった。透明で、ぬるめ、炭酸味と泡付きのある湯で、投入量は湯舟のサイズからしたら十分な量であった。
川向には廃業した旅館「M 温泉」があり、その旅館の名を取り「新 M 温泉」と呼んでいた人がいたので、私もそう呼ぶことにした。尚、M 温泉は 2003 年にはすでに廃業していたそうだ。
(2019 年 11 月)
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