４～５年前。

想い出・・。
今秋、気持ちの整理つかずアジア旅行、外してしまった。
忸怩たる気、残る。

６０歳を越しサラリーマン卒業。大きな目的は
学生時から強くあこがれていた海外バックパッカー。
ウロウロ行ったが中でも想い出深いのは、インド。

英語、全くだめなのに重い一眼レフ、フイルムカメラ持って。
膨大？な記録メモ残っている。いづれ旅行記と思っていた。
そのため写真も友人にデジタル化してもらっていた。

久しぶりに画像見た。色々思い出すと共に　こりゃあ
旅行記書くの無理、相当時間かかる、と。
そんなんで自己満足のため写真数枚アップ。


タージマハル。お決まりのポーズ。さすがに美しい建造物。

物貰い、物売り、振り切って入ると、今度は怪しげな観光ガイド。
とにかく眼をあわさず　ノーノー、いらん！、連呼。大変な人数。
やっと抜け出し本殿というのか、向かっていると又一人。

背の高い知的な感じの５０前後のおじさん。
この写真のシャッター頼む。胸から提げた写真入ネームプレート
指し、ワタシハ　セイフカラ　ハケンサレタＶＩＰ専属ガイド、と。

自分はビップでもなんでもない、ノーガイド、いらん！、うるさい！
カネ無い！、知っている限りの英語と日本語で。
なんか、カネいらん、ボランテァで　みたいな事を言う。

ほとんど英語説明理解できなかったけれど驚くほど懇切丁寧に
ガイドしてくれた。壁に懐中電灯押し当てて教えてもらった
石材の美しさ、驚き、明確に覚えている。

１時間ほどガイドしてくれた。ボチボチやばいんだろうと思い、
人の多い所でアリガトウ！バイバイ！って離れようとすると
少しでもいいからチップくれって言う。　やっぱりか！。

乱暴な言葉（ほとんど日本語）でワメキちらした。
なにぬかしとんねん！おんどらぁ！いらんゆーたやんかい！！。
ねばられたけど振り切り、あと、半日ここにいた。

その日の夜、ひどい事をした、と落ち込んだ。別れ際、彼、とても
哀しそうな眼をしていた。あれほど丁寧に案内してくれたのに。
わずかな礼金だったのに。　と。　　続き、たぶん明日　記。