ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

『人生を変えた贈り物』

2008年08月21日 22時00分00秒 | 読書
何かをやってみて、うまく行かない時は、「ビリー・ジョエル」と
いう生き方を参考にしてみて下さい・・・
今から30年以上前、ある若者がミュージシャンを志し、高校を中退して音楽活動を始めた・・・
しかし、何の経験も無い高校中退者にとって、音楽の仕事を見つけることは至難の業だった・・・
ようやくピアニスト兼シンガーとして場末のいかがわしい酒場をいくつか回るようになったが、全身全霊を込めて歌い演奏しても、酔いつぶれた客たちは、彼の存在にさえ気づいてはくれない・・・
次第に若者は鬱病のようになり、情緒的にもすさんでいった・・・
お金が無くて、あちこちのコインランドリーで寝泊りした・・・
若者のただ一つの支えは恋人の愛情だった・・・
若者にとってその女性は誰よりも美しい人だった・・・
しかし、ある日、
その女性もついに若者のもとを去っていった・・・
人生が終ったと思った若者は、自殺を決意した・・・
だが、実際自殺をする前に何かの助けになるかと思い、精神科の病院へ行ってみることにした・・・
そして、その病院で、彼の人生は変わった!
「治った」からではない!
心の持ちようだけでものごとはこんなにも悪く思えるのかと、恐ろしくなったからだ!
彼には、本当に重大な問題なんて何も無かったのだ!
そしてその日、もう二度とあんなみじめな気持にはならない、と若者は誓った・・・
必要ならいくらでも、いつまででも努力して、必ずミュージシャンとして成功してみせる!
絶対にできる!
「誰に何をされても、どんなことが起こっても、そのために自殺する必要などない!
人生はいつだって生きるに値する!
いつも何かしら、感謝するべきことはある!」
こうして若者は努力を続けた・・・
最初は何の成果も無かったが、最後には報われた!
今日、彼の音楽は世界中に知れわたっている・・・
この若者の名は、ビリー・ジョエルといった。

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2 コメント

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勇気 (トッペイ)
2008-08-22 00:03:59
そんな壮絶な人生を送っていたのですか。全く知りませんでした。
 希望が持てる本ですね。
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トッペイさんへ (ムツ兄)
2008-08-22 00:19:52
こんばんは。コメントありがとうございます。m(_ _)m
ビリー・ジョエルが若い頃苦労をしたとは
聞いてましたけど、自殺を考えるほどに壮絶な人生を経て、あれだけの成功を収めたんですね。本当に希望が持てる本ですね。
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