急増する振り込め詐欺被害をなくそうと、西和署(王寺町)で、金融機関担当者を集めた緊急対策会議が開かれた。
同署の南隆之・生活安全課長が最近増えている「オレオレ詐欺」の手口について説明。他人名義の携帯電話から高校の卒業名簿などを使って、(1)せきこんで見せ、「風邪を引いた」「声の調子が悪い」などと言い、(2)「携帯番号が変わった」とメモさせた上で翌日などに再び電話してきて、(3)「女性を妊娠させたので示談金が必要」「金融機関で声をかけられても示談金とは言わず、祝い金やリフォーム代と言って」と指示するとした。
金融機関の担当者は、振り込め詐欺に遭った失敗例などを紹介。対策として、朝礼で手口を周知する▽窓口と役職者との連携を徹底する▽不審点をチェックするリストを活用する--などの意見が出た。南課長は「携帯電話を使いながら高齢者が高額の振り込みをするなど、不審点に気づいたら声をかけてすぐ警察に通報して」と話した。
同署の南隆之・生活安全課長が最近増えている「オレオレ詐欺」の手口について説明。他人名義の携帯電話から高校の卒業名簿などを使って、(1)せきこんで見せ、「風邪を引いた」「声の調子が悪い」などと言い、(2)「携帯番号が変わった」とメモさせた上で翌日などに再び電話してきて、(3)「女性を妊娠させたので示談金が必要」「金融機関で声をかけられても示談金とは言わず、祝い金やリフォーム代と言って」と指示するとした。
金融機関の担当者は、振り込め詐欺に遭った失敗例などを紹介。対策として、朝礼で手口を周知する▽窓口と役職者との連携を徹底する▽不審点をチェックするリストを活用する--などの意見が出た。南課長は「携帯電話を使いながら高齢者が高額の振り込みをするなど、不審点に気づいたら声をかけてすぐ警察に通報して」と話した。