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ほぼ月刊・ビーサンおやじがゆく。

訪れる人の期待を、ことごとく裏切るブログ...

野外音楽フェスのトイレ事情 ~ジェフ・ベックはJAZZなのか~

2015-09-27 19:08:38 | 音楽
夏になったら各地で催されている“野外フェス”に一度は行ってみたかったが、若者向けのイベントが多くオッさんは敬遠していた。
何万人も集まる会場で、ステージに近い場所を確保するのに徹夜したりする元気はない。
そんな中、JAZZの野外フェスがあるのをFacebookで知りチェックしていたんだが、チケットがとってもいい値段で躊躇(ちゅうちょ)していた。
それがコレ→http://bluenotejazzfestival.jp/

ところが、チェックしているとジェフ・ベックが大トリでそのフェスに登場するというではないか。
おぅ、これは一番安い立見でもなんでもいいから行くしかない。
しかし「待てよ、ジェフ・ベック見たさに昼前から日が暮れるまで立って場所を確保するなんて無理だな。」
と高額の指定席を確保したのだった。

会場は横浜赤レンガパーク。
何年か前にTOTOを観に来て以来の横浜だ。
前回は横浜駅からシーバスを使ったが、今回は歩くことにした。
横浜駅東口から見えるランドマークタワーの向こう側に会場があるんだが、そのランドマークタワーが近そうに見えて意外に遠い。
 



歩くこと30分あまり、ようやく会場に到着。すでに、催しの一部は始まっていて会場の外も人がいっぱいだ。
会場に入らなくても音だけなら充分聴ける。

 

指定席はパイプ椅子だった。ケツが痛くなるからこれでも使ってくれとクッションを渡されたが、どうせこれもチケット代に含まれているんだろう。
チケットとは別料金で払わされたドリンク券でビールを買い席に着いた。
ステージまでは遠いが両サイドにセッティングされたスクリーンにアップ映像が映しだされる。

そして始まりました。メインステージ第一部 パット・メセニー

 

正直、パットメセニーはあまり聴いたことがなかった。
このFES直前にCDを借りて、🎵Last Train Home🎵や🎵Follow Me🎵を聴き、「あー、これね。どっかで聴いたことある。」って思った程度。
今回は、BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA(といっても誰が誰なのかさっぱりわからなかった)との共演。
ん~っ、予習しといてよかった。そうでなかったらビールの酔いと心地よさで眠っていたかもしれない。
未だにJAZZの定義がよくワカラナイが、聴いていて心地よくなるのがJAZZっていうのかな。

続いてロバート・グラスパー

 

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ全く聴いたこともない、名前も今回初めて知った。
でもJAZZの世界では有名な人なんだろう。
ところが聴いてるうちに心地よくなって体が自然と動き出す。これがJAZZなんだな。
そして、先ほど演奏したパット・メセニーが乱入...もとい、共演だ。
ファンにとってはタマランのだろうな、大歓声だった。

さて、この後お待ちかねジェフ・ベックが登場するわけだが、ボクのようにジェフ・ベックが目当ての客はオッさんが多かった。
JEFF BECKのアルバムジャケットが描かれたTシャツなんぞ着てるからすぐワカる。
オッさんは酒がスキだ。会場内は持込禁止なのに、足元にワインボトルとか並んでいる。
会場はビールからチューハイ、ワインとたくさん販売もしていたので呑むしかない。
昼間っから心地よい音楽を聴いて酒が飲めるなんてオッさんには天国だ。
酒を飲むとオッさんはトイレが近くなる。
(キレもワルイが...)
会場にたくさんあった仮設トイレは、この酔っ払いノコギリヤシ状態のオッさんを捌ききれず長~い行列ができていた。



S席専用トイレとかあったがあまり意味がなかった。
このままではジェフ・ベックに間に合わないので会場外に行くことにした。
横浜の波止場に立ち〇〇って手もあるが、人が多すぎるのでムリだ。
少し歩いてワールドポーターズまで行き無事放水完了。

 


そして、いよいよ神様の登場

 

ランニングシャツに作業ズボン、首にタオル(ホントはスカーフ)まで巻いて、ギターを持ってなかったら工事現場のおっさんだ。
いや、今どき工事現場でこんな格好してたら摘まみ出される。

 

さっき、JAZZの定義がワカラナイと書いたが、ジェフ・ベックってROCKなのかJAZZなのか?
ましてやジミー・ホールが歌ったらJAZZって感じがしない。
🎵Going Down🎵や🎵Superstition🎵やっちまうんだもんな。インストゥルメンタルな曲だけならまだJAZZ FES向けで良かったと思うんだが。
途中で帰る人もチラホラ見掛けたが、JAZZフェスだろうが何だろうが我が道を行くとばかりにKY(空気読めない)なジェフ・ベックの演奏は続いたのだった。

そして終演、夜9時

 

セットリスト

《Pat Metheny with
BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA》

01.HAVE YOU HEARD
02.JAMES
03.HOMMAGE
04.LAST TRAIN HOME
05.FIRST CIRCLE
06.SONG FOR BILBAO
07.ARE YOU GOING WITH ME?

《Robert Glasper Trio》

01.SIGN ‘O’ THE TIMES
02.TELL ME A BEDTIME STORY
03.THE WORST
04.LITTLE SUNFLOWER
05.SILLY RABBIT

《Jeff Beck》

01.LOADED
02.EVEN ODDS
03.YOU KNOW YOU KNOW
04.MORNING DEW
05.A CHANGE IS GONNA COME
06.YEMIN
07.LONNIE ON THE MOVE
08.NINE
09.NADIA
10.LITTLE WING
11.CAUSE WE’VE ENDED AS LOVERS
12.SUPERSTITION
13.BIG BLOCK
14.CORPUS CHRISTI
15.A DAY IN THE LIFE
16.ROLLIN’ AND TUMBLIN’
17.DANNY BOY / GOING DOWN

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