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は・な・う・た・ま・じ・り

つもり違いの十か条

<つもりちがいの十ヶ条>

高いつもりで低いのが  教養
低いつもりで高いのが  気位
深いつもりで浅いのが  知恵
浅いつもりで深いのが  欲望
厚いつもりで薄いのが  人情
薄いつもりで厚いのが  面皮(つらのかわ)
強いつもりで弱いのが  根性
弱いつもりで強いのが  自我
多いつもりで少ないのが 分別
少ないつもりで多いのが 無駄

            長野県飯田市 元善光寺住職

 自分自身ついつい流されてしまって、傲慢になって謙虚さを忘れてしまうことがあります。例えば家内に悪いこと言った、上から目線だった・・・と反省。そんな時この言葉を思い出すようにして自戒しています。
また、「実るほど首を垂れる稲穂かな」稲穂は実ると中に身が入り穂先を垂れてきますが、人間も同じく実ってくる(偉くなればなるほど)と謙虚さが大切だという意味です。先月、鬼籍に入られた京セラの創業者稲盛和夫さんは、この諺がぴったりだったと思います。「利他の心」で経営を手掛け、日本を代表する企業に育て上げられました。稲盛さんはこう語られています。
『人間は、実れば垂れる稲穂と同じだ。偉くなればなるほど頭を下げろ。そんな背中を見て部下はついて来るんだ』と。
 どこかの国のリーダーや会社経営者、政治家の皆さんへかみしめてもらいたい言葉です。

きょうもお立ち寄りくださりありがとうございます。
素敵な一日になりますように!

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