私は、封書を出すことが多いので、１０月からの郵便料金値上げに伴い、定型は現行の８４円から１１０円になります。差額分の２６円切手と１１０円切手が発売されたので買って帰りました。デザインは２６円切手が鶯、１１０円が千鳥、千鳥ってノブ風に言えば「癖強そうな切手じゃのう」。
ちなみにハガキの８５円切手のデザインは、緑色した「松」、差額の２２円切手はピンクの「桜葉」。私は、他にレターパックライトもわりと使用するので、これが３７０円から４３０円、新しいレターパックは９月２日から発売されているそうで、値上げ以降、現行のレターパックライトは差額６０円分の切手を貼って投函すればOKとのことでした。
しかし、この郵便料金値上げは、カウンターパンチです。年賀状も１００枚購入すれば、６３００円が８５００円になる訳ですから、益々年賀状離れに拍車がかかることでしょう。２０円、６０円のことですが「塵も積もれば」で大きいですよね。
多羅葉（タラヨウ）は”郵便局の木”シンボルツリーです。郵便局に行かれますと多分玄関脇付近に植栽されていると思います。古くは戦国武将などがこの葉の裏に文字を書き通信手段として利用したなどと言われています。葉に文字を書けることから"葉書"の語源になったとも言われています。現在は平成9年に当時の郵政省がこのタラヨウの木を"郵便局の木"と命名し、全国の郵便局に植栽を推奨し各地の郵便局の敷地内に植えられてきたようです。
葉っぱの裏側に、先の尖ったもので字を書くと、葉の成分のタンニンが空気に触れて酸化し黒くなる。それで、文字が残る。古くは、「空海」も、タラヨウに文字を書いていたらしいです。私は出したことはありませんが、定形外で切手を貼れば相手先に葉っぱを郵送してくれるそうです。
午後から、バードウォッチングが終わったピアノ君が、押し入れを開けてくれとニャー。夕方まで寝ていました。
それにしても、連日の暑さ、朝のウォーキングから帰ると汗びっしょり、湿気は多いしエネルギーを奪われます。台風や台風の卵もあって異常な夏、いや秋です。昨日は１万歩ほど歩きました。習慣化まであと１３日。
