(写真はネット画像)
岡山県人が好んで食べる魚といえば「鰆」に他ならない。
全国の鰆の大半が岡山で水揚げされて、消費も多い。
もちろんこの私も好きな魚のひとつ。
ばら寿司(ちらし寿司)→「ばら」はいろんなものを散りばめた様子から。
寿司の上に、酢〆した切り身を載せる。
数日前、山陽新聞のトップにこんな記事が掲載されていた。
岡山県産サワラが豊漁 市場入荷量はここ10年で最多
岡山名物・サワラが豊漁だ。岡山市中央卸売市場(岡山市南区市場)への県産の入荷量は、瀬戸内海での漁が解禁された4月下旬から1カ月で105トン。過去10年で最多、各年の同時期の5〜1・5倍となっている。
独立行政法人・水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所(廿日市市)は「海水温などの条件が良く、漁獲の中心となる2歳魚が順調に生育した」と分析する。
サワラの漁獲量が県内有数の牛窓町漁協(瀬戸内市)では、連日1〜2トンを水揚げ。1日でここ数年のシーズン全体量(1〜3トン)に匹敵する状況という。40年間、漁を続ける朝日漁協(岡山市)の豊田安彦組合長は「20年ほど前の水準。これでこそ岡山名物。豊漁が続いてほしい」と話す。
この記事を読んで、私が鮮魚コーナーに走らない訳がない。朗報に足取りも軽い
ところがだ
市内のMスーパーK店の鮮魚コーナーにはハマチ、ブリ、カンパチ、イカ、サーモン、マグロなどで鰆は見当たらない。
広島本社のスーパーⅠのK店も同様で鰆さまは見当たらない。
そして、地元で鮮魚も美味しいK店に期待を寄せて走ったがここも無し。
一体どういうことなんだろう。
確かにここは県北で、先述のK店は日本海の魚を仕入れている。けれど、瀬戸内海産の魚が乏しいのは
運送代など経費がかかるからモノが入らないのだろうか…と。ふと思ってしまう。
今はあるかどうか知らないが、岡山市内には鰆の専門店もあったり、日生や牛窓に
行くと郷土料理「鰆の炒り焼き」(しゃぶしゃぶのようなもの)や、専門店で「鰆のタタキ」をいただいた
こともある。
肉厚で西京焼きにして食べると本当に美味しい魚だ。
それにしてもなぜ入らないのか、例年より安くて美味しい鰆、ほんの少し食べたいよ