トトロのたんぽぽ日記

うさ日記と花日記とニャンコ日記と雑日記

仕事始め(改訂版)

2006-01-07 | 生活
きょうからお仕事が始まりました。
大学(音楽学部ピアノ科)2年から生徒を持つことを
許可されてから20+?年間、この路一筋頑張ってきました。
大学入試の時はまだアップライトピアノだったのですが
入学後どうしてもグランドピアノが欲しくて親に借金して
買いました。
毎月5千円ずつ親に返していることを知った楽器店の方から
生徒さんを紹介していただいて、学生のわりには結構稼いで
いました。
結婚して息子が産まれても1ヶ月後には仕事復帰しました。
生徒のお母さんが交替で面倒を見てくれて、とても助かりました。
レッスンの指導法も子育てを経験したことによって
より心理的な部分で生徒の心をくみ取ることが出来たと思います。
かつては、なんでわからないの?!とか
こんだけ真剣に教えているのに、ついてきてくれない!!なんて
自分ひとりでカッカしていましたが
個性バラバラな3人の子を育て奮闘していくうちに
「話を聞いて欲しい子」「ピアノより歌(ダンス)が好きな子」
「誉めると伸びる子」「見て覚える子」「聞いて覚える子」
「感覚で覚える子」「ある言葉に対して異常に反応する子」
「顔色をうかがう子」など言い尽くせないぐらい、
ひとりひとり皆ちがうということ、だからひとりひとり違った対応が
どれだけ重要な課題かがよくわかるようになりました。
叱りつけ、叩くこと(言葉の暴力も含め)が愚かで無意味なことを。。

結婚しなくても、子供がいなくてもしっかり指導されている先生の
ほうが多く、自分の勉強も熱心にされておられるかたのほうが多いと
思いますが、わたしのような落ちこぼれ学生だった者には
手の掛からない生徒より手の掛かる生徒のほうが気になるのです。
とかく、『せんせい』と呼ばれる職業はジコチュウになりがちで
人の意見を聞こうとしない傾向があるんじゃないかな?
わたしもその傾向多いにありで、日々反省しています。

生徒のみなさん、わたしもまだまだ負けませんよ~!(^^)!
いっしょに楽しくワイワイやろうねぇ~♪♪♪