7位 W杯2018、22開催地決定!
2018年はロシアに
南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で大いに盛り上がった2010年。年末には、2018年と2022年のW杯開催地が決定した。2022年の単独開催に立候補していた日本は落選。2018年はロシア、2022年はカタールでW杯が開催されることが決まっている。
今回のW杯招致で、最も納得がいっていない様子なのがイングランドだ。2018年のW杯開催に自信を持っていた同国だが、最初の投票で脱落した。元代表キャプテンのMFデイビッド・ベッカムを招致活動に参加させたものの、結果は出ずに涙をのんでいる。
この裏には、W杯招致に関するスキャンダルがあったという声が聞こえている。開催国決定の投票権を持つFIFA理事会のメンバーの一部が買収されていることが、イギリスメディアのおとり取材で明らかになった。このおとり取材がFIFAの怒りを買い、イングランド開催の可能性が排除されたのではないかという憶測もある。
母国での開催を願ったベッカムだが
夏に南アフリカで不甲斐ない戦いを見せたイングランドにとって、2010年のW杯は散々な記憶になってしまった。
6位 FIFAバロンドール、批判の声多数
最終候補にすら選ばれなかったスナイデル
5月22日、インテルがバイエルン・ミュンヘンを下してチャンピオンズリーグ(CL)を制した時点で、この年のFIFAバロンドールに選ばれるのは、オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルで間違いないと思われた。インテル3冠の原動力となったスナイデルの活躍は評価されるべきものだったはずだが、最終候補の3人にも残っていない。
最終候補に選ばれた3人は、いずれもバルセロナの選手である。W杯を制したスペイン代表のMFシャビとMFアンドレス・イニエスタ。そして、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。バルセロナ勢が自分たちの戦いが評価されたことを声高に叫ぶ一方、納得できないのはインテル。マッシモ・モラッティ会長をはじめとしたインテル陣営からは、不満の声が続出した。
W杯イヤーはW杯の成果しか評価されないのか。クラブでの活躍は意味を持たないものなのか。4年後も同じ議論が待っているかもしれない。
最終候補のバルサ・トリオ
5位 クラシコで思わぬ大差
歓喜と落胆のスコアボード
やはりバルセロナは別次元だった――。それを見せつけられたのが、11月29日に行われたレアル・マドリーとの伝統の一戦クラシコだ。バルセロナの強さは誰もが認めるところだが、今季のマドリーは、スペシャルワンことジョゼ・モウリーニョ監督が率いている。リーガエスパニョーラで圧倒的な強さを誇る2チームの戦いは、ここ数シーズンの中でも拮抗したバトルになると期待された。それだけに、5-0の大差はあまりに衝撃的だった。
2強が引っ張るリーガエスパニョーラだが、その2強の中に確かな差があることが証明された。最大のライバルに完勝したバルセロナは、その余韻をしばらく楽しむことができるだろう。対するマドリーは、すでに2011年のリベンジに燃えているはずだ。
半年後に進化を遂げたマドリーを見られるのか、それともバルセロナが返り討ちにするのか。4月中旬を予定している再戦はマドリーの威信を懸けた戦いになる。
初戦はペップに軍配
2018年はロシアに
南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で大いに盛り上がった2010年。年末には、2018年と2022年のW杯開催地が決定した。2022年の単独開催に立候補していた日本は落選。2018年はロシア、2022年はカタールでW杯が開催されることが決まっている。
今回のW杯招致で、最も納得がいっていない様子なのがイングランドだ。2018年のW杯開催に自信を持っていた同国だが、最初の投票で脱落した。元代表キャプテンのMFデイビッド・ベッカムを招致活動に参加させたものの、結果は出ずに涙をのんでいる。
この裏には、W杯招致に関するスキャンダルがあったという声が聞こえている。開催国決定の投票権を持つFIFA理事会のメンバーの一部が買収されていることが、イギリスメディアのおとり取材で明らかになった。このおとり取材がFIFAの怒りを買い、イングランド開催の可能性が排除されたのではないかという憶測もある。
母国での開催を願ったベッカムだが
夏に南アフリカで不甲斐ない戦いを見せたイングランドにとって、2010年のW杯は散々な記憶になってしまった。
6位 FIFAバロンドール、批判の声多数
最終候補にすら選ばれなかったスナイデル
5月22日、インテルがバイエルン・ミュンヘンを下してチャンピオンズリーグ(CL)を制した時点で、この年のFIFAバロンドールに選ばれるのは、オランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルで間違いないと思われた。インテル3冠の原動力となったスナイデルの活躍は評価されるべきものだったはずだが、最終候補の3人にも残っていない。
最終候補に選ばれた3人は、いずれもバルセロナの選手である。W杯を制したスペイン代表のMFシャビとMFアンドレス・イニエスタ。そして、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。バルセロナ勢が自分たちの戦いが評価されたことを声高に叫ぶ一方、納得できないのはインテル。マッシモ・モラッティ会長をはじめとしたインテル陣営からは、不満の声が続出した。
W杯イヤーはW杯の成果しか評価されないのか。クラブでの活躍は意味を持たないものなのか。4年後も同じ議論が待っているかもしれない。
最終候補のバルサ・トリオ
5位 クラシコで思わぬ大差
歓喜と落胆のスコアボード
やはりバルセロナは別次元だった――。それを見せつけられたのが、11月29日に行われたレアル・マドリーとの伝統の一戦クラシコだ。バルセロナの強さは誰もが認めるところだが、今季のマドリーは、スペシャルワンことジョゼ・モウリーニョ監督が率いている。リーガエスパニョーラで圧倒的な強さを誇る2チームの戦いは、ここ数シーズンの中でも拮抗したバトルになると期待された。それだけに、5-0の大差はあまりに衝撃的だった。
2強が引っ張るリーガエスパニョーラだが、その2強の中に確かな差があることが証明された。最大のライバルに完勝したバルセロナは、その余韻をしばらく楽しむことができるだろう。対するマドリーは、すでに2011年のリベンジに燃えているはずだ。
半年後に進化を遂げたマドリーを見られるのか、それともバルセロナが返り討ちにするのか。4月中旬を予定している再戦はマドリーの威信を懸けた戦いになる。
初戦はペップに軍配