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刺すべき標的はどこにある!?

疑問、不満、嫌悪等を思うままに書きなぐります。
理由も理屈もないので、論拠は強くありません。

やはり日本は官僚に優しい

2005-03-25 11:08:20 | 時事ネタ
元厚生省課長、2審も有罪 薬害エイズ事件 (共同通信) - goo ニュース

> 旧厚生省、専門医、製薬会社の複合過失とされる薬害エイズ事件のうち、
> 行政上の不作為(すべきことを怠ること)における官僚個人の刑事責任の
> 有無が争点。
>
> 東京地裁は2001年9月、加熱製剤が承認された1985年末までには、
> 松村被告が非加熱製剤の危険性を認識していたと認定した。
>
> その上で2つの起訴事実のうち、85年5-6月の血友病患者(帝京大
> 病院)の男性への投与は「被告に治療方針を変更させる義務はなかった」
> として無罪。86年4月の肝臓病患者(近畿地方の病院)の男性への投与
> については「非加熱製剤を回収しなかった過失がある」として有罪とした
> ため、検察、弁護側双方が控訴した。

 日本の法制度の下では、この判決以外の選択肢がなかったのだろう。
安部英の時とは違い、公務員個人に責任を負わせることのできない法が
存在する以上、裁判官の判断を誤りということは難しいと思う。
だが、検察がここまで積極的に公務員の罪を問う裁判も珍しいと思う。

 繰り返される薬害に「厚生労働省を相手にする」のでは効果がないと
検察も考えているのだろう。今回の事件で、官僚個人を有罪にできれば
今後の薬剤行政に効果が出る可能性もある。

 今回の件について、個人的には検察の姿勢を支持するけど、一方で
司法が法律を無視した判断をするわけにもいかないと思う。

 薬害エイズは血液製剤に問題があった。いち早く、加熱製剤を使って
いれば、被害はここまで広がらなかった。製剤にはアメリカの売血が
使われているのだから、万全を期するのが当然だと思う。

 日本の献血が、製剤をまかなうだけの量を自給できていない現実も、
悲しい事実だとは思うのだが・・・。

すげぇ、小学生みたいだぞ、アメリカ!!

2005-03-24 18:39:37 | 時事ネタ
マーティン首相、米国にカナダ産牛「輸入再開」を要求 (読売新聞) - goo ニュース

>  【ワシントン=広瀬英治】米テキサス州で23日、米国、カナダ、メキシコ
> 3か国の首脳会談が開かれ、会談後の会見でカナダのマーティン首相は、
> カナダのBSE(牛海綿状脳症)発生で米国がカナダ産牛を輸入停止している
> 問題について、「牛肉貿易は科学に基づいて行われるべきであり、隠れた
> 保護主義の危険は取り除かれなければならない」と述べ、米国に早期輸入再開
> を強く求めた。
>
>  米政府はもともと今月7日からカナダ産牛の輸入を再開する方針だったが、
> 米畜産業者らの訴えで米連邦地裁が輸入再開差し止めの仮処分を決定し、
> 今後のめどが立っていない。このためブッシュ大統領は23日、マーティン
> 首相の発言に対し「両国間の牛肉問題は解決しつつある」と述べるにとどまり、
> 歯切れの悪さを残した。
>
>  米国は、日米牛肉問題では日本に強い輸入再開圧力をかけているが、これと
> 同じ構図で、カナダからは攻められている形となっている。日本が食品安全
> 委員会、米国が司法判断という政府から独立した意思決定に行方が委ねられて
> いる点も似通っている。

何だこりゃ?相手国が日本で救われているな、ライス長官も。
中国や韓国だったら国民レベルで抗議殺到だろ。北朝鮮だったら
朝鮮中央放送で「虐殺政策」とか報じられていることだろう。

ブッシュ大統領は本当に他国を責めてばかりで、物事の大局を
みていないと糾弾されても仕方ない。しかもアメリカの輸入停止の
理由は畜産業者が差し止め請求を行なったことに起因しているので、
国民の安全性に理由を置く日本とは決定的に異なる。

自国中心主義の歪みが見えてとてもみじめだ。
これで日本への圧力がトーンダウンしなかったら・・・バカだな。



産経新聞張りの偏向記事を書いてみる

2005-03-24 18:05:01 | 時事ネタ
フジテレビの筆頭株主にSBI、株式借り受けで3社が合意 (ロイター) - goo ニュース

>  [東京 24日 ロイター] ソフトバンク・インベストメント(SBI)
> <8473>は、ニッポン放送<4660>が保有するフジテレビ<4676>の株式を
> 借り受けると発表した。3社が共同出資するファンド運営を軸とした
> 相乗効果をにらみ、企業価値向上を目指すのがねらい。借り受けに伴い、
> SBIはフジテレビの筆頭株主となる。
>
>  SBIとフジテレビ、ニッポン放送が24日、合意。同日付で
> 「株券消費賃借契約」を結んだ。ニッポン放送が持つフジテレビ株は
> 議決権ベースで14.67%(35万3704株、発行株の13.88%)。
> SBIは、同社株式を2010年4月1日まで保有する。

プロ野球参入問題と同じように、トンビが油揚げを狙っているようだ。
ちなみに、実績面ではソフトバンクのほうがライブドアより悪質に動く
危険性がある。日本テレコム買収後のあの勧誘攻勢のように、Softbankの
宣伝ツールに成り下がる危険性があるからだ。

しかし、フジテレビの「ライブドアはだめでソフトバンクはOK」という
意味が全く理解できない。Softbankのほうが「利潤が出なければポイ」的な
行動をした前科を持っているのだが。例えばスピードネットのようなね。

また、総務省とNTTを目の敵にして、時に暴論と取られかねない主張を
繰り出す孫正義と、今回の堀江貴文の間に何の差異を見出したのだろうか?
法に反していないとはいえ、メディアをIT業界の綱引きの道具にすることは
許されない。メディアは敵対組織を潰すための情報ツールではないのだ。

産経新聞の偏向報道批判はないのか?

2005-03-24 13:48:06 | 時事ネタ
3月24日付・読売社説(1) (読売新聞) - goo ニュース

 本文についてはリンクをたどって欲しいのだが、とにかく論調がひどい。
非上場の読売の記者からこんな時代錯誤の意見が出るとは思わなかった。
「新聞・テレビを殺す」という部分に反感を持ってこの社説を書いたのだろうが、
あまりにも反論の論拠が感情的過ぎる。

 まずは、今回の件における産経新聞の記事や社説を見直せと言いたい。
あの偏見と主観に満ちた記事・社説のどこに公共性やジャーナリズムを見出す
ことができるというのか。

 スマトラ島沖地震において、ブログはとても重要な役割を担ったが、それを
日本のマスコミは正確に報じていない。新潟の地震ではマスコミの態度の悪さを
指摘するブログが乱立したが、その存在についても新聞・テレビは黙殺した。

 この点について釈明および事実関係の調査を行なわない限り、この社説は
詭弁に過ぎないことになる。ラジオというメディアは携帯ラジオの小型化もあり、
これからも消滅することはないと思われる。だが、テレビはわからない。

 ちなみにナベツネが偉そうにライブドア批判をぶち上げた時は、主観以外の
論拠を感じることができなかった。あの発言に対して、この記者は正当性や
論理性を感じることができたのだろうか。それを感じ取ることができた場合は、
「言外のことを読み取る能力」が常軌を逸している。一般人に伝える役には
向かないと言わざるを得ない。

 現状のインターネット業界が育っていく限り、ジャーナリズムはブロガーが
引き継いでくれることだろう。今回の件における産経新聞のような、主観的で
押し付けがましい論調はブログの中で、一意見に過ぎない。

 プロ意識を持つなら、現実を見極め、中立公正な記事を書け!!
自己批判と業界の自浄作用に努めないのなら、反論などするな!!
どこかのジャーナリストがいいそうなセリフを使ってみた。

反対一色じゃつまらない、冷静なみのもんた!!

2005-03-24 11:02:53 | 時事ネタ
みのもんたフジ批判「経営者の責任」 (日刊スポーツ) - goo ニュース

>  28日からTBS朝の情報ニュース生番組「朝ズバッ!」(月~金曜
> 午前5時半)の司会を務めるみのもんた(60)が23日、都内の同局で
> 制作発表を行った。朝、昼2本の帯番組を抱えることになったみのは「夜の
> 『ニュース23』もやらせてほしい」と笑わせた。また、ライブドア
> 問題について「自社株の動きも把握せずに『まあ大丈夫』とやってきた
> 企業経営者の責任。斉藤道三や織田信長が出てきた時に安穏としていた
> 大名たちと同じ。情けない経営者は一掃しないと」とフジ側を批判した。
> 同局は、昼の帯番組「きょう発プラス!」(月~金曜午前10時50分)、
> 夕方の帯番組「イブニング・ファイブ」(月~金曜午後4時54分も発表。

報道番組をしている芸能人から、珍しく正論が出たようだ。
感情論で動く芸能人やアナウンサーと比べるととても知的な
発言にも感じられる。比較対象が低すぎるだけだが。

これでミリオネアを打ち切ったりすれば、フジの言論弾圧も
疑う必要が出てくるし、「みのもんたが言った」ということは
意外と重要な意味を持ってくるのかもしれない。

タモリの降板検討は孫正義のため?

2005-03-24 10:51:09 | 時事ネタ
タモリ、倉本聡氏ら番組降板申し入れ (日刊スポーツ) - goo ニュース

>  ニッポン放送の番組に出演しているタモリ(59)と脚本家の
> 倉本聡(70)市川森一(63)両氏が、同放送がライブドア
> 傘下になった場合に降板を検討していることが分かった。タモリは
> 「タモリの週刊ダイナマイク」、倉本氏は「富良野からの風を」、
> 市川氏は「テレフォン人生相談」にレギュラー出演している。

倉本聡氏と市川森一氏がどのような心境であるかは知らないが、
タモリは明らかに別の利権がらみの降板理由が存在する。
亀渕社長の言葉を借りれば「ずるい」だろ。

あの行政指導を食らうような不法電話勧誘を平然とやる
ソフトバンク・日本テレコムの手先だからな。CM出演料の
ほうが高いからという理由かもしれない。

「孫正義を敵に回せないから」
と正直に言ってしまえば良いのに、それもできない小心者。
後付けの理由で偉そうにふんぞり返るのはやめてもらいたい。

デーブ・スペクターもそうだが、タモリは公式サイトが存在しない。
つまり、ライブドアのやっていることが理解できず、テレビが
衰退していくのは困るのだ。

身勝手な理屈が透けて見えて見苦しいよね。大人気ない。

捕虜引渡しじゃないんだから・・・

2005-03-23 18:15:16 | 時事ネタ
元チェス王者の引き渡しを 米政府、日本に要請 (共同通信) - goo ニュース

>  【ワシントン22日共同】米国務省のエアリー副報道官は
> 22日の記者会見で、日本の入管当局が拘束しているチェス
> 元世界王者の米国人ボビー・フィッシャー氏(62)の身柄を
> 米国に引き渡すよう日本側に求めた。
>
> アイスランド国会が21日、同氏に市民権付与を認めたため、
> 日本の法務省もアイスランドへの出国に向け検討を開始。
> しかし、同氏は米国で起訴され、逮捕状も出ているため、
> 副報道官は犯罪人引き渡し条約に基づき米国に移送するべき
> だとして、日本側に出国を認めないようくぎを刺した。
>
> 副報道官はアイスランド側の動きに「失望」を表明。
> 「フィッシャー氏は逃亡者であり、日本で米国への送還を
> 待っている身だ」と強調した。

なんだか、アメリカの言っていることは強硬じゃないか?
日本とアイスランドの間には国交があり、平和条約も問題なく
締結されている。アメリカは相変わらず物の言い方を知らない。
常識と照らせばアメリカ側の言い方は「アイスランドと協議
するので、出国は待ってください」だろ。

育ちの悪い子を野放しにするとこうなる。日本としては
どちらに引き渡すかを保留し、アメリカとアイスランドの
当事者間協議を要請するのが常識的な対応だろう。

これでアイスランドの言い分を無視してアメリカに引き渡したら
外務省も法務省も小泉純一郎も「バカ+アメリカの犬」確定だ。
最低限、独立国の威厳は守ってもらいたい。

不快感は否定しないけど・・・意見表明が早すぎるよ!!

2005-03-23 15:25:12 | 時事ネタ
ニッポン放送の看板女性アナが不快感 (日刊スポーツ) - goo ニュース

>  冨田アナは現在「ひでたけ・のりこの大吉ラジオ」(月~金
> 午後3時半)などを担当する看板アナの1人。「ニッポン放送は
> 今できうる限りで最大限の努力をして、ホームページ、ネット
> 放送なども充実させているつもりです。新しい体制になったら
> 今度は『ニッポン放送を聴いてくださっているこの日記を読んで
> いる大切なあなた』を置き去りにしてしまう気がしてしょうが
> ないんです」と訴えた。

先日の江本氏と同様、ニッポン放送内部からこういった
意見が出るのは結構なことだと思う。
ただ、オーナーが変わったくらいで、リスナーの心が離れて
しまうようでは、それだけ軽い伝統しかないということだ。

堀江社長は「ニッポン放送をつぶす」とか「伝統を壊す」と
言っているわけではない。たしかに給料査定の話は出たが、
内容については今までのコンテンツを急激に破壊したりは
しないはずだ。

買収後の体制という点では、むしろ孫正義のほうが危険だ。
日本テレコムの執拗な勧誘は買収前にはあり得なかった。
孫正義がテレビ朝日を買収していたら、ソフトバンク系の
広告番組や翼賛番組があふれかえっていただろう。

不安なのはわからないでもないけど、株主総会後まで様子を
見るくらいの余裕がほしいし、先輩アナウンサーの偏狭な
視点まで引き継ぐ必要はない。

産経新聞の偏向報道を現在、フジサンケイグループ系列の
社員としてどう思っているのか、そこをまず知りたいと思う。

方針転換というよりは既定の策?

2005-03-23 13:40:01 | 時事ネタ
フジ株取得を当面凍結 ライブドアが方針転換 (共同通信) - goo ニュース

>  ニッポン放送の議決権の過半数を握っているライブドアは23日、
> フジテレビジョンの株式の取得を当面行わない方針を明らかにした。
> 熊谷史人取締役が言明した。
>
> フジテレビは22日、ライブドアへの対抗策として、新株登録を決定
> した。買収に対し増資で応じ、ライブドアがフジ株への公開買い付け
> (TOB)を実施することを防止する狙いがある。ライブドアは
> これを受け、フジ株を買い進める方針を転換したもようだ。
>
> 熊谷取締役は「ニッポン放送株の買収では賛否両論が起こった。
> これを反省し、フジ株の取得を進める場合は、事前了解を取りたい」
> と説明している。

ライブドア側が「株式取得を当面行なわない」と表明したのは初めてだが、
これって実は既定の戦略だったのではないだろうか?

結局TOBを行なうとか、買収が本格化するとか、一気に勝負に出るとか、
この手の新聞記事やテレビ報道は全て憶測の域を出ないものである。
つまり既存メディアは憶測で真実と異なる報道を書きたてたことになる。

当然、少なからぬ数のブロガーも憶測でTOBや株式取得を記事にした。
新聞記事に踊らされたとか、もともと推論を並べるブログだとか、それぞれ
言い分はあるだろうが、情報の信頼性という面では同レベルということだ。

薬害エイズへの反省がない厚生労働省

2005-03-23 11:20:51 | 時事ネタ
<薬害エイズ>「提訴が4日遅い」と国などが和解拒否 (毎日新聞) - Yahooo ニュース

この記事を最初に見たとき、被害者側が拒否したのかと思った。
まず、薬害エイズ事件は私にとって思い入れのある事件であることを
断りとして入れておこう。

被害者の川田龍平氏を生で見たことがあり、ブラウン管以外での
彼の姿を見たこともある。まっすぐで意思が強い以外は、至って普通の
青年だった。

彼がなぜ、こんなに強硬に製薬会社と厚生労働省を糾弾しているのか、
なぜ、こんなに賛同者がいるのか、疑問に思う人も少なくないだろう。

だが、この記事ではっきりとその理由がわかろうというものだ。
製薬会社も厚生労働省も結局のところ、反省などしていないのだ。
「じん肺訴訟は例外」と言える無神経さが常軌を逸している。

この薬害事件が社会問題化した時、製薬会社と当時の厚生省は、
阿部英と松村明仁を餌としてマスコミに投げ込んだ。たしかに、
あの2人がもっと職務に誠実であれば、あの事件は回避することが
できたのかもしれないが、事件を起こした組織自体は「トカゲの
尻尾切り」を行なって事件を終わらせようとした。

国民の健康を預かる立場という認識が全くないのはどうか?
当時、厚生大臣だった菅直人氏も呆れ返る実態は直っていない。
社会保険庁の温存策といい、職員の意識は腐敗しきっていると
いえるだろう。