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素直になれる場所

本音を言えないから。

2025-03-13 23:59:00 | 日記
私はいつから、
愛という言葉を言えなくなったんだろ。

彼は、私に命令する。

俺の何が欲しいのか、言ってみろ。

私は、卑猥な言葉を連発するも、

全て違うと否定され、

途方に暮れた。

お前は、誰のものでも構わないんだな?

それじゃあ、快楽の局地にはいけない。

わからないなら、宿題にする。

そう言って、彼は、なかなか教えてくれなかった。





もしかして、答えは、愛ではないか?

途中から、気がつき始めた。

言っても許されるのだろうか?

それを確かめるように、彼の一挙一動に、精神を集中させた。

そして、勇気を出して答えた。

愛が欲しい。

彼は行った。

言葉にしてちゃんと言うんだ。

「あなたと私の愛」だろう?



それは、私にとって、あり得ないほど嬉しい言葉だった。

さらに彼は、続けた。

俺はSだけど、

最高潮には、愛を注ぎたいんだ。

肉体と愛は、一体だからね。








彼は、そうやって私の心の鎖を外した。

恐れていた、愛という言葉を、解放してくれた。

言葉を巧みに操る言霊師は、

確実に、私を頂点へ導いた。




神の子

2025-02-17 21:50:00 | 日記
彼は、
あの日から変わった。

あの日…

私の守り神の犬が死んだ日。

遠く離れた彼の元に、

蝶が舞い降りた。




その日、彼は何かを悟ったらしい。

犬は、彼に私のことを託したんだ。

私の主人は、

弱いから、

よろしく頼むって。

夏、一番暑い頃だった。




私たちは、

一年半、ほとんど会話もなく過ごしたのに、

あれは、確か…10月ごろだろうか?

既読スルーを覚悟したラインを送った時、

違った反応が返ってきて、

驚いたのを覚えてる。

それから、ゆっくりと、LINEの関係は再開し始めたわけだけど、

彼は、私をどれほど救ってくれたかわからない。

彼は…変わった。

あの人なりに、ブラックホールから這い出したのだろう。

私の守り神の犬。

私と、彼を

また結びつけてくれた。

神の子。


呼び名

2025-02-06 21:51:00 | 日記
彼からのLINEでは、

私の名前は、ずっと下の名前で呼び捨てだった。

なのに、最近、

さん。

っていう。

気のせいかと思って、スルーした事があったけど、

今日は、完全に、さん付けだった。

なんで?

いったいどんな心境の変化だろう。



よそよそしく感じてしまう。

私は、呼び捨ての方がいいのにな。



つまらない女。

2025-02-03 08:41:00 | 日記
空気のような存在になれたらいいって、
ほんとにそう思ってますか?


それって、家族みたいじゃない?

私は、そんなの嫌だ。

私にとって、

あなたは、

愛そのもの。

いつも、心の中で、

大きな存在感を持つ。

あなたが、私のことを

空気のような存在にしたいのなら、

私のこの愛は、

一方通行だね。

結果、

私はつまらない女になるわけか。




土曜日の計画

2024-12-14 08:17:00 | 日記
昨日、彼と、

今日、ある場所で会う計画を立てて、

私は、2年越しで、ようやく彼に会えると実感した。

なのに、

私は今日、

またいつもの土曜日だ。

今年最後の土曜日の休日は、

朝から雨降りで、

私の代わりに泣いてくれてるみたいだった。

会いたい人でも、縁がなければ、

寸前で、

何かが、邪魔をする。

ご先祖様なのか?

神様なのか?