変身

変身
２００５年　日本
監督 佐野智樹
出演 玉木宏 蒼井優

見知らぬ病院のベッドの上で、長い昏睡から目覚めた成瀬純一。自分に何が起きたのかまったく覚えていなかったが、自分をジュンと呼ぶ恵との幸せな日々の記憶だけは、鮮明に思い出せるのだった。
最初に出会ったのは恵が働く画材やさんで恵の絵を描くことから始まった。しょして一緒に、買い物に行ったり、公園ににいったりと楽しいデートをしていた。そしてこれからはずっと一緒だと。
しかし、病院では自分の事は一切教えてもらえず。堂本もみんなじゅんを研究のようにみていただけだった。あるひジュンは自分の脳を部屋でみつけてしまう。イニシャルがあっていて自分だと思い込み倒れてしまう。堂本に聞くと分かってしまったのならしょうがない。と、事実を聞かされる。自分に脳移植したのは誰かは教えてもらえなかった。
長い入院生活を終えやっと退院した純一を、以前と変わらぬ優しい笑顔で迎える恵。でも、今までとは違う生活になってしまう。性格も好みも全く違う別人に。でも恵には隠していた。絵を描くがうまくかけない。仕事をしてもまじめにやらない同僚にあきれてしまったり、自分でも違うことに気がついた。
あるひ、ジュンは飲みに行ったお店でうるさい男がいた。そして外へ連れ出し、ボコボコにしてしまい警察へ。迎えに来てくれたのは弁護士だった、じゅんは何も覚えていなく、弁護士に話を聞くと自分の子供を助けてくれた命の恩人だと。そして家に食事に招待される。ジュンは橘と一緒に。そして、子供がピアノをひいていると殺そうとしてしまう。
純一は自分でもコントロールできなくなってしまった。そして橘に自分を知りたいと自分の変化を日記にしているといい渡す。裏切らないと約束したのに。
純一は弁護士に事件についてきいた。すると弁護士の奥さんと子供が不動産やにいた。そこに純一も恵と住む家を探しにきていた。そこへ、強盗が入り、子供を撃とうとしたとき純一がかばって撃たれたのだと言う。
それから純一は町で京極亮子と会う。亮子と純一はお互い見覚えがあった。亮子は純一を撃った瞬介の家族だった。そして、瞬介が母親の病気を治すためにお金が必要で不動産会社の父のところへ行ったがお金をもらえず強盗に入った。しかし、もう手遅れでお金をばらまき自殺したのだ。瞬介はお金を取ったが母はすでに亡くなっていて無駄だったのは知っていた。
純一は瞬介の脳を移植されたことがわかる。家に帰ると橘がいた。電話をしているのを聞き、堂本に報告しているのに気づく。そして捨ててと頼んだ日記もデジカメに撮っていたことも。裏切られたのだ。
純一は瞬介の脳を移植したことで瞬介になりつつ、暴力になっていき自分をコントロールできなくなっていた。恵がきても冷たくしたり、怒ったり。でも純一が隣がうるさく殺そうとした時恵から電話がきて救われた。
純一はどこかにいってしまとうと思う。でも恵は一緒にいたいという。でも純一は恵を傷つけるだけだからという。死ぬんなら私の目の前で死んで。ジュンが死んでもいなくなったとしても自分の知らないとこでいなくなるのはいやだと。
一緒に恵の絵を描きに行く。でもかけない。恵は絵の具をプレゼントする。それは出せなかった色だった。
そして絵は完成。
そしてジュンは一人で堂元の元へ。恵もきてしまう。でもドアは鍵をかけられガラス越しに。ジュンは恵と一緒で楽しかったし幸せだった。もっと一緒にいたかった。電気を消しじゅんは銃で頭をうち死んでしまった。

最後は泣いてしまった。ちょっと悲しかった。最初は恵とジュンは一目ぼれのようにお互いが好きだった。そして幸せだった。
でもジュンが撃たれ脳移植したのが、瞬介で自分を撃った人の脳移植はやですね。しかも凶暴になってしまい。ジュンと瞬介の二人の記憶と性格が。
恵は最後まで優しかったですね。本当に愛していたのですね。
ジュンは自分が脳移植されて変身した自分に気づきショックというか絶望だったでしょう。最後は自殺をしてしまったけど、方法がなかったのでしょう。