言葉にできない

嬉しくて嬉しくて・・・

いや、言葉にしちゃってるんですけど。
((((((((^^;;)

愛する人

2011-02-02 22:05:57 | Weblog
ファーストディの昨日、友人と3人で見て来ました。

アネット・ベニング演じる初老の女性カレン。
眉間に皺を寄せたきつい顔つきで、ピリピリが画面から伝わって来ます。

冒頭のかわいらしい少女は14歳の頃の彼女。

ナオミ・ワッツは腕の立つ弁護士として仕事をする恋多き・・というより、人を信じていないんであろう孤独な37歳の女性エリザベス。
生まれてすぐに養子に出された。

ルーシーは不妊の為、妊娠中の若い女性から細かいチェックを受けながらも義母として認められ出産の立ち会うが、
出産が終わった女性の突然の心変わりに嘆くのが痛ましい。

オムニバスのように進む3人の女性の人生が交差するのは、エリザベスが産んだエラによって。

私自身泣いてしまったし、感動もしたんですが。。。と前置き。

カレンはいい。
死後にでも、
幼い母親から赤ちゃんを取り上げた母親の後悔の言葉を聞けた。
愛する人によって表情もやわらかくなっていく。
ラストでは自宅の近くに孫(血縁では)もいる。

けれど、エリザベスはどうなんだ?
救われないだろ…これは。
自らの死と引き換えに産んだエラを抱くこともできない。
誰かを信じることも適わなかった空虚な心のままだとおもうけど。

手放したエリザベスにレイチェルという名前をつけて手紙を書いていたカレンからの最後の手紙。

読むと尚更悲しくなった。
もっとエリザベスに思いを馳せてもいいんじゃないんだろうか。

若い彼女の妊娠は無知が故だと思う。
エリザベスはその犠牲でもある。
そしてその安易な妊娠の相手役のデビッド・モース。
軽い。。。。カレンもがっかりしただろ。。

過干渉気味なルーシーの母親が、
慣れない育児でノイローゼになりそうな彼女への叱咤。
クサイ。安易だ。みたいなレビューを他で読んだんですが、
私はかなりスカッとしました。
私もこんな感じだからなのかも。


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2 コメント

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質問〓 (Rデス~)
2011-02-04 17:29:38
最後のシーンで写真立て2枚のうち左の一枚は誰?
返信する
Unknown (はは)
2011-02-05 15:21:48
あれはエリザベスの子供の頃。

って思ってたんだけど・・・
14歳の頃のカレン本人の写真なのかな?とも思う。

あれについて書いてあるのを探したんだけどなかった
返信する

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