言葉にできない

嬉しくて嬉しくて・・・

いや、言葉にしちゃってるんですけど。
((((((((^^;;)

さまよう刃 見て来ました。

2009-10-21 22:52:15 | Weblog
さまよう刃

TVコマーシャルで気になりつつも、内容が内容なだけに娘を持つ親には辛いと思い躊躇。

実際 映画が始まりすぐに事件の予兆。
その場にいるのが恐ろしくて逃げ出したい気持ちになりました。

被害者である中学生の少女の父親(寺尾聡)が犯人の1人を殺害、
もう1人の犯人を追い詰めていくんですが、
この犯人達は未成年でもし逮捕起訴されても少年法に守られ、
更生への道を約束させられ、たいした罪にもならず生きていく事になる・・

この犯人たちのかっての同級生の密告によって動き出す父親。
密告する男の子はまた違った思惑があって、それをしたんだけど・・・。

父親が犯人の部屋で見てしまったビデオテープ。
その後警察に証拠品として押収されたのだと思うけど、
彼らにより同じようにレイプされ薬物を打たれた被害者の父親が、
ビデオを見て取り乱す様子が・・・
こんなの見せられる親はたまったものじゃない。
こんな事本当にするの?


もう何年も前の
『女子高生コンクリート詰め事件』が思い出された。
あの時の犯人達も少年法によって守られ、更生したという事で社会復帰している。
今は子どもの親になっている人もいる。
何年か前に恐喝で逮捕された人もいるけど。

川崎の街中で、
父親は犯人の1人を抑え銃口を向け、自分は殺された少女の父親だと名乗る。
刑事達が今にも発砲しようとする父親に銃口を向ける刑事たち。
止めに入る織部。
発砲したのは・・・・

犯人が川崎に向かう事を電話で伝える若い刑事役織部に竹野内、先輩の老刑事に伊東四朗。

実際に同じような事件が起きている昨今。
どれが正しいと言えないのかもしれないけれど、
考えたくも無いが、私も復讐を考えるひとりだろうと思う。

親は弱いのだ。
強くなんか無い。
子どもを失うなんて考えたく無い。

亡くしてしまった子どもの為でなく、
自分が犯人を許せないのだ。
幸せに過ごした時間たち、続くはずだったそれが突然切れてしまう。
それに耐えられない。

親は弱い。



父親の持っていた銃は空砲だった。

犯人に対して父親のその気持ちは伝わるのか。。。。
何度も同じような事をしてきたヤツに?

事件が起こると、生育状態が・・生活環境が・・と
それが無かったらもっと彼らは違っていた・・と言わんばかりの弁護の仕方。
すべての人が事件を起こすわけじゃない。
それは理由にならない。

原作を1度読みたいと思った。




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2 コメント

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重い・・。 (きたじ)
2009-10-22 22:05:14
ははさんの寸評を読んだだけで泣きそう・・。
自分には子供がいないから
実際こんなことがあったら?という想像は出来にくいけど
肉親を失ったら・・それが故意的なものであったら
私も同じように復習に走るかも。
自分が鬼畜になってもいい
何もしないでいることの方が
後悔しそうだもんな。。
何十年か・・何百年かしたら
こういう哀しい事件は無くなるのかな・・。
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Unknown (はは)
2009-10-22 23:54:49
きたじさん
内容は重いよね。

>何もしないでいることの方が
>後悔しそうだもんな。。

ここを読んで思ったんだけど、
父親が事件担当の刑事達に送った手紙の中にあった一節に
『伴崎アツヤ(犯人)を殺し、恨みが晴れたのかと問われますと、
もし何もしなければ、
悔いが残ることになったことだけは確かだと思います。』
というのがあるのね。

そういうことなんだろうな・・と思います。

正直に言うと、短絡的だけど、私は性犯罪を犯すような男は宦官みたく処理して欲しいと思ってます。
過激かなあ
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