pu*pu*pu

平々凡々な暮らしの1コマ

十二月大歌舞伎

2009-12-10 18:42:33 | 歌舞伎と文楽
三ヶ月ぶりの歌舞伎座そして歌舞伎も10月の国立以来です。
昼の部 三階A席一列28番、珍しく端の席です。
団体さんも多かったし、一階では補助席が出てました。

今日のお昼は木挽町のお弁当屋さん赤飯弁当一番を購入しました。
内容によって、一番だったり二番だったりします。
長年、歌舞伎座に通ってますが、ここの存在を最近テレビで知りました
白身の焼き魚に煮物と玉子焼き。
汁気がなくて量も丁度良く、丁寧に作られた昔ながらのおかずが美味でした~


一、操り三番曳(あやつりさんばんそう)

気ぜわしい暮れに、来年はいいことがあるといいな~と願ってしまう、お目出度い華やかな舞踊です。
松也さんが手持ち無沙汰なのが気になりましたが、勘太郎さんは婚約も決まって、本当におめでとうございます


二、野崎村

ちょこちょこと眠くなってしまう演目です。
なますをつくるために、本物の大根を切ります。
軽快に細く切る様子に見惚れてしまいました
泣きたい気持ちを押し隠して、笑みを浮かべながら見送る最後のシーンでは私もつい貰い泣き


三、身替座禅

意外と無理がない三津五郎さんの女形
吉右衛門さんの時ほどおかしくはありません。
一度、団十郎さんで見てみたいな~


四、大江戸りびんぐでっど

今朝の朝日新聞に 派遣はソンビ? 新作劇に違和感 と書かれた投書が載りました。
確かに、最初はしつこい位に下ネタが続きましたし、
ディスコのような大音響に、セリフは常に叫び声、ミュージカルのような群舞、
そしてハリウッド映画を思わせる特殊メークに度肝を抜かれはしましたが・・・

最後にはオチもあり
派遣労働者を馬鹿にして笑いものにしている、というよりも
そういう世の中にしたのがいけないと、時代を風刺した内容に私は受け取れました。
クドカン流に歌舞伎をアレンジした結果なのでしょう。

ただ・・・
納涼歌舞伎で時折上演されるオチャラケ物を、本公演に持ってくるには無理があるような気がします。
いろいろな演目を混ぜ込み過ぎて、わかりずらくなっていました。
色んな意見があるでしょうし、同じく朝日新聞の夕刊の劇評に何と書かれるか楽しみです。



五月からチケット松竹がリニューアルしますよね。
切符の購入・引取りがより便利に!って・・・5%引きはなくなるし、実質値上げじゃありません
チケットホン松竹で
チケット購入して宅配を選ぶと、チケット代金+手数料1000円ですよ

来年一月は歌舞伎座をパスして、国立劇場へ足を伸ばします。
演目次第にはなりますが、4月まであと何回見に行けるかしら。。。
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