pu*pu*pu

平々凡々な暮らしの1コマ

八月納涼歌舞伎

2006-08-10 18:47:57 | 歌舞伎と文楽
今月は三部制、そして勘三郎さん不在の八月です。
第一部を見てきました
三階1列22番、舞台正面の席で端っこ・・・片方だけでも隣がないのは気楽です。

言い訳を少々。。。
ここのところの熱帯夜続きで睡眠不足がピークに来ていました。
行きの横須賀線、そして歌舞伎座と適度な涼しさに睡魔がドッと押し寄せてきて、
気持ち良く寝られてしまいました
観終わったあともまだ眠い・・・


一、慶安太平記(けいあんたいへいき)

  最初は橋之助さんがやらなくても・・・という感じだったんです。
  後半の立ち回りになると本領発揮して、いろんな形を見ることが出来ました。
  お水をかぶった時には左後方の大向こうさんの水も滴るイイ男~の掛け声に場内がわきました。
  奴に掛けるだけじゃなくて、自らかぶってしまうとは・・・
  顔も血のりで絶体絶命!!
  戸板返しの横ヴァージョンも迫力ありました
  古典的な役柄、似合ってますね~


二、近江のお兼

  以前、勘三郎(当時は勘九郎)さんで観て、その後の演目で寝てしまった記憶が。。
  体格にもよるのでしょうが、福助さん!たおやかさでいて力持ち!なところが出ていて
  良かったように思いました。


三、たのきゅう
  
  わかぎゑふさん脚本の新作舞踊劇。
  今月はこれが一番の目玉なのかな
  つい手拍子してしまいたくなるような軽快な音楽が楽しい舞踊劇でした。
  話としては何てことないお話で・・・チケット代安いしまぁいいかなって。

  亀蔵さん、至って普通でしたあんまり出番もなかったし。
  故坂東吉弥さんの孫の小吉クンの襲名口上がありました。
  最近子役のお目見えってモジモジしているのが続いていたのですが
  元気良く挨拶していて良かったです。
  三津五郎さんが後ろ楯で見守っていくのかな?
  染五郎さん演じるおろち(白髪の老人)が岩から出てくるときにはさまれてしまうのが
  おかしかったんですが・・・毎回やるんでしょうかねぇ。

  たのきゅう→たぬきと間違われて、いろいろ注文に応じて着替えるのですが
  早変わりではなく芸で見せて欲しかったなあ・・・(私の注文です)

  書の世界のような舞台背景、いつもの歌舞伎座とは雰囲気が違って良かったです。
  その分、手前の小さなセットがちゃちなのが気になりますが。


今日のお昼は三越地下で買った洋風おにぎりセット

472円でお手軽です。
唐揚げ食べられないけどコロッケがあるからいいかなーと思って買ったのに・・・
コロッケ半分しか入ってなかったんです
ちょっと騙された気分?


9月は初旬に昼の部のチケットを取りました。
最近・・・主人がいい顔しなくって、行きづらいです。
文楽も諦めてパスしたし、夜の部も気になっているんだけど・・・
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2 コメント

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TBありがとうございました (yasuko)
2006-08-17 06:53:59
この所毎年八月は、納涼歌舞伎へ行っています。

勘三郎さんの芸が好きですので、今回は少し残念でした。「たのきゅう」新作とは言え昔、歌舞伎はこの様な感じだったのかしら?と思われました。
返信する
yasukoさんへ (ねも)
2006-08-18 09:09:59
コメントありがとうございます

納涼というと・・・勘三郎さんが汗かき走り回っているのが恒例だったので、今年は残念でしたね。

9,10は歌舞伎座、11月は新橋と忙しくなりそうです。

これからもよろしくお願いします!
返信する

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