先ずは大滝口頂上にある山小屋で現在の状況を訊くことにしました。
御嶽山はいくつかの峰で形成されています。剣が峰が一番高く、継母岳・摩利支天山・継子岳があります。
僕は飛騨口にまで行って山頂を散策する予定でした。
が、ガスが濃く状況を聞くには山小屋の人に話をするのが一番判りやすい・・・
売店の所に顔を出した山小屋のご主人と話が出来ました。
二の池までは散策道も分かり易いが、これだけガスが出ていると賽の河原と称されている場所では道が判り難いので、最初に登った人は止めた方が良いとのことでした。
そこで計画を変更して、二の池まで行き戻ることにしました。
拝殿の横を抜け剣が峰に向かうと、ガスで見えない状況でした。
剣が峰に向かう道が確認できず尾根伝に歩いて行くと、前から来る人がいました。
道を尋ねると、
この像が有るので、左に取ると(剣が峰)に行けるとの事でした。
この時に、偶然一緒になった長野市から来た方(女性です)と一緒に登ることになりました。
この時風が強くなり、途中でウインドブレカーを着ないと体が冷えてくる状況になりました。
3000mを超えると下にいる感覚とは違い、空気は薄いし風は強いし何もかもが変わります。特に呼吸が苦しくなってきます。慣れるとそう大した事は無いのですが、立ち止まっては深呼吸をして登って行きました。
風が吹いたおかげで剣が峰が見えてきました。
すっとガスが晴れると綺麗な青空と白い山小屋と剣が峰頂上の黒い物が見えてきました。
ここから約5分くらいで・・・
この階段の下まで来ました。これを上がると頂上です。
階段を上がりきると目の前にこの物体が目に飛び込んできます。
これを右側に取ると・・・
山頂にある一の池があります。水は無いですが、雪解け頃に表す池だそうです。
そこから10m位の所に・・・
二に池が見える頂上になります・・・・。
二の池は日本で一番高い場所にある高山湖になります。上から見ると青さが目を奪われます。
雲がなければ、この方向に北アルプスが見えるのですが・・・
二の池が見える場所から反対側に移動すると、本来なら見える中央アルプスや富士山は雲の中で見えず、また白山の方角も見えませんでした。
此処には御岳神社の頂上社務所があり、姪っ子と義妹にお守りを買いました・・・。