金柑が出回る季節です。
この冬は湿度が20％程度、と低い日も多く
乾燥と寒波による寒さ厳しい毎日。
この時期には、金柑のはちみつ漬けを作るのも
恒例になってまいりました。
そして、昨年の作り方が自分でも気に入って
定番となりつつあります。
とってもカンタンだし、おいしく
しかもおうち薬膳として実用的。
『金柑のはちみつ生姜漬け』
・金柑 400ｇ
・はちみつ 300ｇ
・生姜 適宜
・水 適宜
・ガラスの保存ビン
（内側に熱湯をかけて逆さにして乾かしておく）
１、金柑のへたを楊子などでとり、ざっと水洗い。
２、お湯を沸騰させ火を弱めたら、金柑を入れる。
30秒ほど菜ばしなどでときどき混ぜて、煮こぼす。
３、金柑をざるに上げておく。
４、生姜をスライスする。
５、鍋に生姜スライス・金柑よりやや少ない程度(重さ)の
はちみつを入れる。さらに、はちみつの半分くらいの
水を加え、弱火でときどき混ぜながら、軽く沸騰させる。
６、はちみつ生姜シロップの鍋に、金柑を入れる。
（このとき、金柑がひたひたに浸かるくらいの量が
シロップの目安）
７、弱火で５分煮る。
８、火を止めて３分ほどおき、まだ熱いうちに
保存ビンへ入れる。
７、粗熱がとれたら蓋をして、冷蔵庫か冷暗所へ。
１ヶ月程度持ちます。
私は今回、５cm×３cmくらいの生姜をスライスして
全部使用しました。
生姜は殺菌効果があるので、風邪対策にはもちろん
保存も長持ちします。
多めに生姜を使用すると、冷蔵庫で３ヶ月くらいＯＫですよ。
金柑は、喉の症状に良く
空咳や気管支炎に効果があります。
これは、私がこの冬改めて実感。
はちみつは喉を潤し、滋養強壮。
生姜は上述した殺菌効果とあわせ
体をあたためてくれることは、
このところの生姜ブームも手伝って
よく知られています。
シロップは、お湯で割って飲んでもいいですし、
生姜スライスは、紅茶や煮物に加えるのもオススメ。
昨年の冬には、
『食事の風邪・インフルエンザ対策』というテーマの
セミナーで、参加者の皆さまに
お茶請け代わりにお出しして、好評でした。
ビタミンＣも豊富なので、この季節の風邪対策には
重宝する食材の１つです。
セミナーといえば、
こちらは春ごろにまた何らかのかたちで
告知させていただく予定。
現在企画中でございます。
手作りのツヤツヤ金柑シロップ煮を見ていると
なんだかやさしい気持ちになってきます。
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