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ねここねこの家

写真ありで我が家の出来事、
主人と、猫ちゃんず(×3)の普段の様子
思いのままのブログ日記♪

Canaries 〜心の囀り〜 第1話 「救急搬送」

2020-04-25 22:45:57 | 小説

第1話 「救急搬送」

 

「あのね、なんだか頭痛くて…多分ぶつけたかも」

 

サラは同僚に話すと半笑いで返事が返ってくる。

 

「頭痛ってそっちか、中かなって思ったよ」

 

女性の同僚はその後真剣に言った。

 

「頭に外傷はある?それとも…」

 

サラには分かっていた。

同僚は精神的な心配をしている。

中学を出て2社目の会社。

ここでは長く勤めたい、できれば早退も休みもしたくない。

 

「あ、この分だと問題ないですね。一時的かな」

 

腕を振るい回していると同僚が笑った。

いつものサラに戻っている。

その瞬間だった。

バタッと倒れた時、目の前にいたサラが倒れていた。

 

「サラ!サラさん!…」

 

その時からの記憶が定かではない中、気づくといつもの光景。

そこは精神科だった。

 

「あ、っつー!これで早退になっているの?やだな…」

 

薄っすら声がする。

耳を澄ましていると、主治医のアリーとカウンセラーのサトの会話。

またか、って感じだろうな、と半ば諦め天井を見る。

 

「ここから離れたいかい?」

 

男性の声がしたと同時に、見ていた天井のはずが男性の覗く顔に。

ビクッとして起き上がると、不思議と草原にいた。

頭を振ってみると、やっぱり場所が違う。

 

「俺の名前はアイザック。君のことは大体は知っているけどね」

 

サラは順応性が高い。

 

「じゃあ、どこまで知っているの?名前と年齢とかじゃ…当たり前だけど」

 

「サラ、18歳、レーラ社の下請けに勤めて2年、最初の会社は1年で辞めてる。母親は…」

 

そこまで話すとサラは遮る。

 

「それ以上に知っているのね。はぁ、分かった!それでどうなるかは自由?」

 

アイザックは何事もなく言う。

 

「夢だと思うなら良いよ。また会おうか。サラ、ここの場所はね、ノクス。覚えておいて」

 

不思議とも思わなかった。

サラは安定剤の効果で夢を見ているだけだと感じていたから。

ただ、不思議なことに自分で感じていることがある。

 

「アイザック…」

 

1度見た夢の男性に想いを持つことなんてあるのか…

それにそもそも不思議だったこともある。

大体病院で見たならそこで気づくはず。

両親が来ることはない。

 

だけど、サラは自分の家のベッドにいた。

そして、草原の跡のように服は草で汚れていたのだった。



興味のある方はこちらもご覧ください!

 


Canaries 〜心の囀り〜 プロローグ

2020-04-23 22:21:14 | 小説

現実世界で明るく振舞うが、本音を見せない心に病を持つ少女サラ。

カウンセリングに通っても、淡々と話すために心が通じない。

あるとき夢か現実か分からない謎の世界にいる。

そこで出会った少年アイザックに謎の世界はノクスという名と知る。

自分を表そうとする現実社会と違いノクスで安堵を覚えるも、謎の異世界で出会いと裏切りにあいながら、戸惑いつつ恋愛を知らないがために彷徨い、本当の気持ちに向き合う物語。

 

プロローグ(序章)

 

「たまには淡々と話さないサラさんに会ってみたいね」

 

ため息交じりに半分笑みを浮かべて話すのは、カウンセラーのサト。

 

「これが普通なので…」

 

困った様子で話すも、サトにはこの病院が好きで本心を語っているつもりだった。

家族の愛を知らない。

それをサトは知っていた。

 

ー「私は忙しいんだから!」

 

参観日だけではなく、3者面談も家庭訪問も無視をする父親と母親。

不思議な想いで家族はこんな感じ何だと思っていた。

幼いときから、日夜問わず家にいない両親に疑問すらなかった。

 

これが当たり前だと思えばそうなっていく。

同級生が笑いを交えて両親と話す光景が不思議だった。

 

無視のように自分の存在はなかった。

たまに朝方起きたときや夜帰ってくると、ちょっとしたことで罵声が飛ぶ。

 

「カウンセリングを受けた方が良いですよ?」

 

学校の言葉に家族が同意するわけもなく、意味も理解できないまま時間は過ぎる。

転校する前は、その上にさらに悲惨な無視が学校でも近所でもあった。

 

いじめと片付けることができないほどの状況。

急な転校でも変わることはなく、近所が知らない人に変わったのみ。

学校のいじめもそれほどではなくなった。

 

家族が変わることだけはなく、当たり前のように続く。

初恋を覚えたのもこの頃。

でもそれが何かに発展することはなかった。

 

幼少期の家庭も、中学では少しだけ変化があった。

自分勝手ができたから。

極端曲がることはなかったことは「これが当たり前」と感じていたからかもしれない。

 

刻は流れサラは中学を出て職に就き、18歳になっていたー

 

そんな家庭環境で育った主人公サラが遭遇する未体験ストーリー。

 

興味のある方はこちらもご覧ください!

 


いよいよ!新たな「小説」がスタート!

2020-04-23 10:48:07 | 日記

いよいよ今晩から新たな「小説」が始まります(不規則かもしれませんが

今度の話は、女性主人公が不思議な体験をする話。

真実か!夢か!

心に病を持つ少女が繰り広げる話です

今晩、プロローグを載せますので、期待して(?)ください

では宜しくお願いいたしまーす

 


ネットを見る機会が増えている、そんな今「生活」にお役立てください^^

2020-04-22 13:37:43 | 日記

新型コロナ問題で在宅にいる方が増えているでしょう。

ネットを見る機会も多くなっている今

生活に役立てていただければ幸いです

バイクにスキー用品、ガンプラやヘアカラーなどもご覧ください

 

to buy オフィシャルライター ねここねこ


新たな「小説」が始める!(不規則に💦)

2020-04-06 09:07:00 | 日記

新たな「小説」を始めることになりました

というか、前回「恋愛かもしれない」旨を伝えた通りですが、どうなるかは未知です

3部作はないと思うので、ご安心ください

今日ではありません

明日以降になりますが、準備段階は済んでおります

仕事に絡めて書き進めるので、不規則かもしれませんが読んでいただければ光栄です

ではしばしお待ちいただき、お楽しみください