網ノミクス

株式会社川西金網の代表のぼやきです…
弊社HP場に書けなかったことを主に書きたいなぁっと

続続 ネットフェンス用門扉の製作

2017-10-26 19:27:22 | 日記
 こんにちは、懲りずにネットフェンス用門扉について書きます。

 昨日は、ペンキ塗りまでやって終わりました。
今朝は、その塗装も完璧に乾いていました。

 ですから、今日一番目の仕事は、これに金網を張ることです。

 まず、門扉を裏側にして、その上に金網を載せて、幅方向で都合の良い寸法のところで、金網を切ります。



と言っても、本当にきるのではなく、針金を回転させてほのくのです。

 大体門扉の幅の-30mm位が良いのですが、網目の大きさでそう都合の良いようにはいきません。
その場合は、上手くごまかすのです。

 ごまかすなんて悪い表現ですが、事実そうなんです。
ごまかさないと、デレンデレンに弛んだ金網が付いた門扉になってしまいます。
そのノウハウは、長年の経験です。教えられません…

 なんて、大それた事ではないのですが、ただ、書くのが面倒なだけです。

 高さ方向は、規格で決まっているので問題ありません。

 この時、縦と横の長さの、番線を2本づつ用意しております。
これは、金網を止めるときに使います。
金網の先端にこの番線を通して、アングルについている爪に引っ掛けて留めるのです。

 因みに、この番線は4mmです。金網の針金は、3.2mmです。
網目は、通常56mm目で対辺の隙間になります。
テニスコートでは56mmではボールがはまってしまうので、50mmが使われます。

 さて、この工具は何でしょう。
ネットフェンス屋さんが必ず持っているのものです。



 先端に注目して下さい。U字型に削ってあります。
これは、下の写真の様に、番線を爪に引っ掛ける時に使います。これが無いと仕事がかなり大変です。



 この様に、四方向、爪に引っ掛けて金網を張ります。
引っ掛け終わったものが、下の写真です。



 表側からみると、きれいでしょ



 これで完成。
これと、他の材料をトラックに積んで、現場に出かけました。

 ところが、既に完了予定だったブロックが終わっていない。
まだ作業中! ブロックやさんも私の顔を見るなり、罰が悪そう。
そう、25日には終わらせると言い張っていたのだから、かなりばつが悪いのは当然。
『もう直ぐ終わるから、待って』だって。

 で、しばらく待っていたら、本当に終わって帰って行きました。
が、かなり雑! 手直しを私がしながら、とりあえず柱だけ立てました。



 ブロックも半乾き、柱も半乾き。と言う事で今日は、これ以上の施工は諦めて帰りました。

 明日は、扉の取り付けと、金網張りです。

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