pureここち

手作り石鹸の記録と旅・海・My home 私“ここち”がお届けするpureここちなMy Life

オージービーフ

2007-03-26 21:34:48 | Over Seas

ここちはワーキングホリデービザでオーストラリアにいた頃、GBR(グレートバリアリーフ)へ行くDay Tourの船とケアンズ国際空港内のSouvenir Shopを掛け持ちで働いていました。その当時、ケアンズ空港のお土産で珍しいものがタスマニア産のカラスミとチルド冷蔵のオージービーフステーキ、水槽のロブスターと特大アワビをそのまま持ち帰りできることでした♪

日本三大珍味で高級なカラスミをケアンズで生まれて初めて食べたここちは「美味しいぃ~~♪♪」と感激した事をよく覚えています。そして、冷凍ではなく鮮度を保ったまま持ち帰れるチルドのオージービーフや生きたまま箱詰めのロブスター、アワビも美味しい!と観光客に人気で喜ばれていました。

あの頃は若かったこともあり、優しくて人のイイSouvenir Shopオーナーをそそのかしてはワーホリ愚連隊でよくBBQに連れて行ってもらい、売り物のステーキ、ロブスター、アワビを豪快に焼いて超贅沢豪華三昧美味フルコースを食べさせてもらっていました^^しかしながら、一緒に働いていたオージーの少年がアワビのステーキを食べて「ゴムみたい。。。」と感想を述べたのが未だに忘れられません^^;あのコリコリとしたたまらない食感と味は日本人にしかわからないのだろうか。。。日頃ビンボー生活を送っていたワーホリ達の口には到底入らない高価な食材を気前良く提供してくれて、ほんっと、あの頃はオーナーH氏に甘えてばかり。大変お世話になり感謝感謝でございますm(__)m こうしてみんな立派な社会人として成長できたのも、H氏のおかげと言っても過言ではありません!本当にありがとうございましたぁ~!

ここちは、その後もケアンズを訪れるたびにH氏にはお世話になってばかりです。新婚旅行とそれ以降もダーリンと自宅に泊めてもらったり、カジノや釣りなど一緒にたくさん遊んでもらっています。また行きたいなぁ^。^これからもヨロシクお願いしますぅ~^^

さて、前置きが長くなりましたが休日ここち夫婦はコストコへ買い物に行き、オーストラリアのビールXXXX(フォーエックス)とチルド冷蔵のオージービーフのかたまり(500g弱)をGET!豪快にステーキをダーリンが焼き^^シーザーサラダを添えてちょっぴりオーストラリア気分を思い出しながら食事を楽しみました^^)/ ボリュームありすぎて他のアテが食べられなかったよぉ~^^;

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いつかは

2007-03-20 21:16:46 | eat

ここちんちの朝は毎日アンデルセンの『長時間発酵ブレッド』、このパンで始まります。

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初めて食べたときには、フワフワもちもちしっとりとしていて、とってもやわらかぁ~い食感に、食パンってこんなに美味しかったのねぇ~~!!っとうれしくなりました♪ このパンにハムとチーズ、その日あるお野菜のレタスやたまねぎスライスをのせて頂いてます^^そのままでもトーストしても美味しいです。たまに他の食パンに浮気してみるのですが、やっぱりこれに戻ってしまうくらいお気に入りです。

お気に入りのもうひとつの理由が、食パンを好みの厚さにカットしてくれるところです。アンデルセンは1本(2斤分)ノーカットの食パンの種類が梅田界隈でいちばん多いかも? 仕事帰りにしか買えない時間帯では重宝します^^v ここちはいつも阪急百貨店の地下にあるアンデルセンのカットコーナーで女の子に頼んで1斤を8枚切りにしてもらいます。関西は8枚切りというと珍しくてカットしているのは売ってないです。夫婦二人で4日分。週末は食べたり食べなかったりですが、それでも一週間に1~2回は必ずお店に行きます。買うのはバカの一つ覚えのようにこの『長時間発酵ブレッド』1斤のみ^^;出来たての食パンが美味しいので買いだめはしません!

そして、いつもの会話。。。

ここち 「スミマセン、長時間1斤を8枚切りでおねがいします」

お店の子 「1斤を8枚切りで、かしこまりました。ミミはお付けしておいてよろしいですか?」

ここち 「はい」

お店の子 「お待たせいたしました。どうもありがとうございました」

ここち 「ありがとう」

そしてレジに並びます。。。

去年の春頃から約一年。。。同じ会話を続けています。最近それがとても寂しく感じています。 1斤買うごとにお店のポイントシールをひとつもらいます。かれこれそのシールが50枚になろうとしています。カットコーナーの女の子は毎回同じではありませんが、だいたい同じ子達が担当しています。 言葉遣いも丁寧で感じも悪くありません。だけど、いつもマニュアル通りの接客。。。もう少しプラスαがあれば、もっとうれしいのに。。。

毎日たくさんのお客さんが来るし、ここちひとりが顧客ではないのは充分に分っています。でも、ここちもむかし接客業に携わっていたことがあり、お客様に一言声を掛けることでコミュニケーションが生まれ、この店員さんがいるからまた来たい。と思ってもらえたらすごくうれしい!と考えながら働いていました。

これからもここちはこの『長時間発酵ブレッド』を買いにアンデルセンへ通うと思います。

いつかはお店の女の子が 「お客さま、8枚切りですね?ミミはお付けしておいて良いですね?」 と覚えてくれて笑顔で声を掛けてくれることを心のどこかで期待しながら。。。


海老鯛

2007-03-17 01:14:26 | My Life

先日のホワイトデーのお返しです。ほんっとに、みなさんどうも有り難うございました!!

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阪神百貨店の食料品売り場で女性に大人気のセゾンファクトリーのドレッシングセット、九州でハムといえば山崎ハム!の高級ソーセージ。すっかり食べてしまったのですが、この他にも『御影高杉』のナッツチョコや『コージーコーナー』の桜チョコ、芦屋『YOSHIKAWA』のクッキー、フランス『HEDIARD』のジャム&紅茶セットなどなど。。。海老で鯛を釣った様なお返しの品々に恐縮しておりますーー;どうもスミマセン。。。

ここちは基本的にアンチホワイトデー派なので、お返しは必要無いと思っています。そもそもバレンタインのチョコだって義理がほとんど。数が必要なだけにそんなに値段の張るチョコは買いません。昔はそれほどホワイトデーのお返しをする人は多くなかったと思うのですが、近年はバレンタインの女性よりもホワイトデーの男性の方が気を使ってしまう様になって、なんだか可笑しいですね。

こんなにホワイトデーのお返しが豪華だと、やっぱり来年はもうちょっと良いチョコを用意しなきゃ~!と思って反省してしまうここちでした^^;


人として

2007-03-13 15:58:42 | My Life

先日、ここちの尊敬する素敵な女性(かた)と3年ぶりにお会いしました。その方と初めてお目にかかったのはここちがパラオから帰国して間もなくの頃だったので、もう8年以上前のことです。

当時、まだ真っ黒に日焼けした肌で社会復帰を果たしていないここちにとって、自信に満ちて輝くような眼差しで笑い掛けてくれたその瞳がとても印象的で、まさしく女性のあこがれのキャリアウーマン!といった感じでした。初対面で1時間足らずお話しただけですが、とても親近感を覚え、その方に惹かれる自分を感じていました。

その後、ここちの人生の転機に何度となくその方が関わることとなるのですが、とても魅力的で良い意味での刺激をここちに与えてきてくれた存在の女性(ひと)です。すごく親しい間柄という訳でもなく、何年かに一度会ったりメールのやりとりをするくらいですが、ここちがむかし自分の方向性に悩んでいる時、相談したくて4年ぶりに連絡をした時には、たまたまその方もここちのことをどうしているのかなぁ?と思っていたところだったという不思議なこともありました。

今回はその方がここちもビックリするような人生の大きな決断をし、新たな目標に向かって今までのキャリアをリセットし新生チャレンジされます。話を聞いて前途多難ではあるけれど、でも、その方自身がここちにはと~っても輝いて見えました!常に前進しつつ自分を高めていっている姿が本当に素敵で、話を聞きながらこっちまでワクワクと心踊るような気分になっていました^^ ここちよりも少し年上で、このパワーはいったいどこから湧いてくるのだろう!?と感心させられてしまいます。しかし、本当に魅力的で素敵な女性です。あんな風になりたいとあこがれてしまいます。

Be Shine!

ここちからエールとともにこの言葉を送ります。むかしお世話になった方から励まされた言葉で、よく凹んでしまった時にこの言葉を思い出していた大好きな言葉です。人は幾つになっても輝き続けるということは大切ですね。

ここちは常日頃、人として厚みのある人間になりたいと願っています。今のところ全然修行が足らずダメなのですが。。^^; 見た目や気や心が若くありたいとも思いますが、それ以上に歳を重ねることによって出てくる雰囲気や人を惹きつける魅力を備え、今の自分が歳相応の人生の厚みを持ち、周りにも元気を与えられる人間でありたいと思うのです。


明るい貧乏

2007-03-05 14:51:11 | My Life

みなさんにご心配お掛けしてた体調不良ですが、虚脱感と腕のシビレがなかなか取れないものの接骨院通いとアリナミンAと黒酢のお陰で徐々に回復してきております。対処法などいろいろなアドバイスや暖かいメールを多数いただき、とても心強かったです。どうもありがとうございました!

久しぶりのブログ更新です♪先日の出張でここちは片道4時間ひとりブラブラと新幹線と路線バスを乗り継いで行ってきたのですが、しんどいながらもプチ一人旅の気分でバックパッカー時代を懐かしく思い出したりしながら旅路を楽しんでいました。その旅のお供に持っていった本が『佐賀のがばいばあちゃん』。タダでさえ肩こり痛がひどかったので、なるべく肩の凝らないサラッと読める本をと探していて、手に取りこれ!と決めました。

頭を使わず、文字数も少なく、数時間で読めてしまうくらいの内容でしたが、読んだ後は妙に楽しくすがすがしい気分で元気になれました。

がばいばあちゃんの教えは“明るい貧乏”と“本当の優しさとは他人に気付かれずにやること”でした。昔モノの無い時代は誰しも貧乏だったけど、心はとても豊かでした。人が人を思いやる気持ちも普通にあって、身近に感じることができました。

それに比べると現代は格差社会を生み貧乏が辛く不幸なものであり、人は何でもお金やモノで心を満たし、豊な心を見失っているように思えます。

そういえばむかし放浪の旅をしていた頃、ここちは自分が訪れた国で唯一の共産国であるキューバに2週間ほど滞在したことがありました。アメリカと国交を結んでいないので、当時ジャマイカからキューバに入国し、その後メキシコに渡りました。

国民全員が家、テレビ、冷蔵庫、食料品など国から支給されて生活をし、職業によっては若干の収入の差はありますが、みんながいわゆる平等につつましく、とても明るく楽しく生活を送っていました。

そしてここちはキューバ滞在中、最初の3日間は治安も不安だったのでとりあえず中流ホテルに泊まっていたのですが、その後4日目からはずっと普通のお宅を転々と泊まらせてもらって過ごしたのです^^

ハバナでお世話になったお宅はママと『ナルミ』ちゃんという大学に通っている娘さんの二人暮しでした。ナルミちゃんのお父さんは昔技術指導でキューバを訪れた日本人団の一人だったらしく、仕事を終えると家族が待つ日本へ帰ってしまったそうです。ナルミちゃんは日本の取材で一度来日し、お父さんにもその時会ったそうです。自分達を置いていってしまったお父さんだけど、でも、ママもナルミちゃんもお父さんや日本のことはとても誇りにおもっていると言っていました。だから、日本人をみると優しくしてくれたのだと思います。ママは毎朝絞りたてのマンゴジュースを出してくれて、よく陽気におどってました。広いとはいえないアパートの部屋も無理矢理ロフトを作ってそこに泊まっていたのですが、お陰でロフトの下の部屋は私でも立つと頭が天井ギリギリでした^^;

それまで数ヶ月間治安が悪く、警戒のために数歩歩いては後ろを振り返るような中米を旅してきたここちにとってキューバは信じられないくらいの楽園でした!町の人々はみな優しく、ニコニコと明るく声を掛けてくれるし、物資が充分でない中で精一杯もてなしてくれたり、部屋のベッドサイドに財布を放りっぱなしで置いていたのなんて何年ぶり!?という具合でした。国が貧しくとも一般家庭の人々の心はとても豊かで幸せに満ち足りていたように感じました。

お金を稼ぐことは難しいかもしれないけれど、勉強したければ大学院まででも学費はいらないし、末期ガンでも医療費はタダ。とハバナ大学の先生が教えてくれました。彼はもう長くこの体制は保てないだろうとも言ってました。すでに完全二重価格制が確立されていたのです。対外的には完全にUS$立てで、キューバ人のみペソ。町の片隅で売られているピザも表示は$6.00でしたが、実は6ペソ(3円)でした。

何が幸せで、何が不幸せかなんてことは分りませんが、日々の暮らしで忘れがちだったものを“がばいばあちゃん”は思い出させてくれた気がします。いつでも豊な心でありたいですね。