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2013年04月02日 | 日記

『ゲーム』 10点

1997年/アメリカ

ネタバレ

究極の駄作

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サスペンス映画評論家さん

男性

総合 ☆☆☆☆☆10点

ストーリー ☆☆☆☆☆0点

キャスト ★★★☆☆70点

演出 ★☆☆☆☆30点

ビジュアル ★★☆☆☆50点

音楽 ★☆☆☆☆30点

ストーリーが、何でもアリ・過度に非現実的・論理性皆無である。
とてもじゃないが面白いといえる作品ではない。
ただドンデン返しがしたかったための恣意的なシナリオに成り下がっている。

そもそもサスペンスの前提条件として「父の自殺」しか与えられていない中、結末が大規模ドッキリだったと見抜くことは論理的に不可能だし、そのような低レベルな帰結にはとても共感・感情移入できない。

サスペンスは論理の究極でなければならない。

「通常なら○○と解釈する」が通常とは異なるロジックへ展開されることに対し面白みを感じるのだ。

しかしながら、本作の結末=ドッキリでしたというのは、もはやサスペンスではない。
本当に「Dフィンチャーの作品か?」と疑わざるを得ない。

したがって、この作品を観る必要は無い。ジャンルとしてサスペンスではないし、映画にのめり込む要素も乏しいことからあなたの集中力は途中で失われるだろう。

究極の駄作である。