日にち薬

瀬戸内寂聴さんの言葉をタイトルにいただきました。
以前は「デルタ」をメインテーマに。今後は・・?

陳情活動だったんだが

2008-09-22 00:58:50 | いろ色
この土曜日に札幌へ行った。彼女を連れて。

北大病院以来となる札幌訪問。どうしても札幌へ行きたい用事があったとのこと。


多発性神経症の患者会による厚生労働副大臣への要望書提出。
患者会のメンバーになった彼女にも声がかかったのだ。


さすがに札幌の町をまともに歩くのは困難と思い、車いすを調達。澄川から地下鉄に乗りこみ道庁そばのポールスターへ。



要望書を提出した副大臣は「渡辺孝男」氏。

はっきり言ってシラネ。

元々医者として東北を中心に活躍していたらしい。現在は山形を拠点としている模様。




厚生労働副大臣とポールスターが結びつかなかったのだが、行ってみてわかった。

「渡辺孝男を囲む山形県民の会」

患者会の陳情をこの会にぶつけていたのだった!
いやー驚いた。

なんと言っても車いすで行ったもんだから、みんな優しい優しい・・。あれよあれよの内に患者会のメンバーとともに最前列へ座らされ、まさに来る衆院選の活動のまっただ中の集いに参加してしまったのだ。

メイン政党は公明党・・・・。



1時間ばかりの講演を聴き、その後にようやく患者会のメンバーによる情報交換。彼女にとってはこれがメインだったんだけどね。



しかし、まあ、この手の集いには何度も参加してきていたけど、いろんな経験はしておくもんだなあと痛感してしまった。

公明党の会員と思われる皆さんはとにかく親切。はっきり言おう。
公明党の皆さん、不快に思ったら許してください。

会員に勧誘したいんだなあ・・・・


社会的には弱者である人たちだから、わらをもすがる思いで今回の陳情になったと思うのだ。
ただ、そこと選挙活動を結びつけてもらいたくはないなあ、と思った次第。


こうなったら民主党にも要望書を提出してしまおうか?



山形県民の会の会長が挨拶で言っていた。

「この会を政治活動に結びつけるつもりはない」
「だが山形出身の先生だからこそ、個人の責任の範囲で応援をしてもらいたい」


言葉のウラに、「公明党」色は出したくないという思いを感じました。私。



公明党のパンフレットも始めて見た。

「幸せな二人が一番苦労していたりする」

もう、すばらしい標語!
感動しそう!




だけど、その公明党が、例えばワーキングプアを生み出す土壌を作り出したわけだし、後期高齢者医療制度を始めたわけだし・・。

遅いんじゃね?


公企高齢者医療制度の考え方は間違っていないと思うんだよね。手法が間違っている。初期の思想がいつの間にか変わってしまったよね?
若年層に負担させない、がメインの目的だったのに、負担増となるような状況が生まれちゃったよね?


渡辺孝男氏は握手もさせていただいたが、やさしいお人柄なのだと思う。

これまでの功績も講演の中で聞かせて頂いたが、医師ということもあってか医療分野で大きく活躍されていることがわかった。惜しいのは、今後については何も語っていないこと。

語れないんだなあ、と思った。観衆のほとんどが高齢者。政党色は出せない、後期高齢の話もできない、経済の話は無縁の人ばかりの集まり。
北海道に住んでいる人々に山形振興の話って通じるのかな?ふるさとが活性化すれば自分の住まいはどうでもいいのかね?


会場ではとにかくミンシュトウの「ミ」も出せなかった・・。
彼女に帰り際に聞いた。

「入りたい?」

「まさか」




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