今年のイースター。
遠方の小さな友人に、この絵本を贈りました。
表紙の写真をごらんください。
上には、ふさふさの毛の羊。
下には、ん? これは、ヤギ…??
顔は、上の羊とそっくりだけど…?
「このあいだに、なにがあった?」を教えてくれる、写真絵本です。
「あいだ」を見せてもらって、初めて全容がわかり、
「あぁ…そういうこと!」と、感動します。
私たちはいつも、ビフォーとアフターばかりを、見比べたがる。
結果だけを見て、安心したがる。
完成形を、ほしがる。
でも、物事には「あいだ」がある。
「あいだ」にこそ、小さな奇跡の積み重ねがあることを、
教えてくれる絵本です。
イースターは、イエス様が死から復活されたことを記念する日。
いわば「アフター=救いの完成形」を思い出し、確かめる日、と言えるでしょう。
完成形をめざしつつ、
今はまだ「あいだ」を生きる私たち。
そこで与えられている、小さな奇跡を見逃さずにいたいものです。
「あいだ」を生きる私から
「あいだ」を生きるあなたへ。
イースター、おめでとう。
イースター、本当におめでとう。 2023年4月9日記