natuce(ナトゥース)

デザインはスタイリッシュの先にある"リアリティ"も重視して

natuce5300@ybb.ne.jp

「DVD ONE CALIFORNIA DAY /11/26 RELEASE

2008-11-21 15:03:01 | Weblog
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近年のサーフムービー最高傑作と評された作品が待望のDVD化!

カリフォルニアのサーフカルチャーを確固たるものにしたのがサーフムービー
カリフォルニアのサーフカルチャーを語るとき、サーフムービーの存在について欠かすことはできない。そもそもカリフォルニアのサーフスタイルがカルチャーとして発展しはじめたのは60年代初頭。サーフィンがスポーツとして急速に浸透していったのに合わせて、サーフミュージックやビーチファッション、ライフスタイルなど、サーフィンを取り巻くあらゆるカルチャーが注目を浴びるようになった時代である。そんななか大ヒットしたのが、60年代半ばに全米で公開された『エンドレスサマー』。このサーフムービーによって、カリフォルニアのサーフィンスタイルがひとつのカルチャーとして世界中で認知されるようになったのだ。

サーフムービーはそれ自体がサーフカルチャーであるとともに、映像を通じてサーフミュージックやビーチファッション、ライフスタイルを世界に広めていく“メディア”でもあるわけだが、そういう意味で久々に刺激的といえる作品『ワン・カリフォルニア・デイ』がこの夏に公開され、近くDVDも発売される。そこで今回は、この『ワン・カリフォルニア・デイ』について紹介していこう。

カリスマサーファー達が語る、カリフォルニアの波と文化と日常
サーフムービーといえばサーフトリップがモチーフになっている作品が多いのだが、『ワン・カリフォルニア・デイ』でモチーフになっているのは旅先ではなく、ローカルでの日常風景。南はサンディエゴから北はサウスベイまで、カリフォルニア海岸沿いのさまざまなサーフスポットのアイコン的存在であるサーファー達が、その土地土地のサーフスタイルやカルチャーについて語っている。

キャストはそうそうたる面々で、サンディエゴではデヴォン・ハワードとジョエル・チューダー、そして彼らに多大な影響を与えたスキップ・フライ。セントラルコーストではマロイ三兄弟、オレンジ・カウンティではアレックス・ノストとタイラー・ウォレン、マリブではジミー・カンボア、サンタバーバラではトム・カレンとジョー・カレン、サンタクルーズではデイン・パーリーとグレッグ・ノール、そしてサウスベイではタイラー・ハジキアンが登場する。「サーフィン以外の彼らの趣味や興味の対象を紹介することによって、カリフォルニアのライフスタイルと西海岸のサーフィンライフスタイルについて広い絵が描ければ」と監督が語るように、海のゴミ拾いについての話や牧場での仕事風景、ホットロッド(改造車)を運転する様子など、さまざまな角度からカリスマサーファー達の素顔をあぶり出しているのが見どころだ。また、2年という長い年月をかけて丁寧に撮影された映像は、西海岸の美しい自然やエネルギッシュな街の様子を存分に堪能できるものとなっている。

カリフォルニアの地で、過去から現在、未来へと継承されるサーフカルチャーを描く
監督を務めるのは2003年の作品『Singlefin:Yellow』で高い評価を得たジェイソン・バッファと、カリスマプロスケートボーダーのマイク・バレリーの旅を追ったドキュメンタリー映画『Drive: my life in skateboarding』のマーク・ジェレミアス。ハワイやオーストラリアなどでのコンテストシーンが注目を集める昨今だが、独自の世界観を持つシェイパー達による新しいボードの創造や、音楽、ファッション、アート、そしてスケートボードなどのサブカルチャーなど、サーフィンの文化醸成の地となっているのはやはりカリフォルニア。2人の監督がこの作品で描こうとしたのは、そのカリフォルニアのサーフカルチャーが過去から現在、そして未来へと継承されていく姿なのである。

もちろん、カリスマサーファー達のスタイリッシュなサーフィンシーンも見ごたえ十分。近年におけるサーフムービーの最高傑作となったこの作品、初回プレス版ではブックレットやカリフォルニアのサーフマップポスターなどの特典つき(数量限定でカレンダーもプレゼント予定)。

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