幼い頃、父親に性的虐待を受けていた
受けていた。と言ったのはその時の記憶が殆どないから
結局それが原因で父と母は離婚した
仕事人間だった母は、幼い私を田舎の祖母に預け都会へ戻っていった
それから私は田舎で祖母と暮らす事になる
祖母はあまり好きになれなかった
表面的には悪人ではなかったけれど、時折見せる蔑んだ目線が苦手だった
口にはしなかったけれど、迷惑がられてるというのは私にもよくわかっていた
中学を出たら母と暮らそう
それだけが心の拠り所だった
中学卒業が近づいたある日、私は母に電話口で「卒業したら一緒に暮らしたい」と言った
母は言いにくそうに今一緒に住んでいる男がいる、その男には子供もいる、私の事はまだその男には言っていない。ということを話した
「この女は私を無かった事にしようとしているんだ」
そう感じた。その後何を話したのかはよく覚えていない
これでこの女と話すのも最後なのだろう。そう思った
「生まれてきてごめんなさい」
そう言って、受話器を置いた
という夢を見たんじゃ
受けていた。と言ったのはその時の記憶が殆どないから
結局それが原因で父と母は離婚した
仕事人間だった母は、幼い私を田舎の祖母に預け都会へ戻っていった
それから私は田舎で祖母と暮らす事になる
祖母はあまり好きになれなかった
表面的には悪人ではなかったけれど、時折見せる蔑んだ目線が苦手だった
口にはしなかったけれど、迷惑がられてるというのは私にもよくわかっていた
中学を出たら母と暮らそう
それだけが心の拠り所だった
中学卒業が近づいたある日、私は母に電話口で「卒業したら一緒に暮らしたい」と言った
母は言いにくそうに今一緒に住んでいる男がいる、その男には子供もいる、私の事はまだその男には言っていない。ということを話した
「この女は私を無かった事にしようとしているんだ」
そう感じた。その後何を話したのかはよく覚えていない
これでこの女と話すのも最後なのだろう。そう思った
「生まれてきてごめんなさい」
そう言って、受話器を置いた
という夢を見たんじゃ