ついに完結!第九話:非英雄
***
~エピローグ~
数十年後、
『somersault the dragonfly』と名付けられたプロジェクトの名の元に、
一般人の23倍という動体視力を身に付けたアイツは、
地球最後のパイロットとして、迫りくる小惑星群に突っ込んで行く。
権力者たちは、失敗した時の責任のなすり合いをしていたが、
「小惑星爆破成功」の知らせを聞くや手に手を取り合い、
多くの命を救った男を『英雄』と称して、褒めたたえた。
プロジェクトとしては、パイロットも「トンボ返り」して初めて成功だと言うのに。
真意は知らないが、気の強かった女子は、その時初めて涙したという。
しかし、
その英雄の名は、すぐに偽名であることが発覚する。
生年月日から出身地、経歴etc.すべてが、人気ローカルタレントのものだったからだ。
なぜアイツがそんなことをしたのか?
それはむしろ残された者への配慮であると、ボクは考える。
もちろんリアルネームの詮索も行われたが、
今では署名の際に使われたペンの名が、その通り名として語り継がれている。
その名は…
『tombow-man』
⇒完ッ!
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~エピローグ~
数十年後、
『somersault the dragonfly』と名付けられたプロジェクトの名の元に、
一般人の23倍という動体視力を身に付けたアイツは、
地球最後のパイロットとして、迫りくる小惑星群に突っ込んで行く。
権力者たちは、失敗した時の責任のなすり合いをしていたが、
「小惑星爆破成功」の知らせを聞くや手に手を取り合い、
多くの命を救った男を『英雄』と称して、褒めたたえた。
プロジェクトとしては、パイロットも「トンボ返り」して初めて成功だと言うのに。
真意は知らないが、気の強かった女子は、その時初めて涙したという。
しかし、
その英雄の名は、すぐに偽名であることが発覚する。
生年月日から出身地、経歴etc.すべてが、人気ローカルタレントのものだったからだ。
なぜアイツがそんなことをしたのか?
それはむしろ残された者への配慮であると、ボクは考える。
もちろんリアルネームの詮索も行われたが、
今では署名の際に使われたペンの名が、その通り名として語り継がれている。
その名は…
『tombow-man』
⇒完ッ!
網で捕まったとこしか覚えてないな~
てか、トンボと男の区別がつきにくいww
ご期待くださいw