Needleprintの記事タイトルはMysterious Ackworth Medallions and Erica Uten(Quakerメダリオンの謎とErica Uten)
Ackworth SchoolサンプラーのMedallionモチーフの由来は未だに謎のままです-その原型、発展期もなく、完成形で世に出現したように見えます。そして、何か実用的な用途があったのでしょうか?例えば、リネン地製品に装飾用にステッチされたなどの使い道があったのでしょうか?現時点では、何も発見されていません。
Quakerモチーフがサンプラー以外で見られるのは、シルク糸で編まれたピンボールです。とすると、Maryのサンプラーは編み物のパターン練習のためにっステッチされたものなのでしょうか?ピンボールは記念品、あるいは特別な大義を宣伝するために使われました。特に有名なのは反奴隷制のピンボールで、これらにはひざまずいた奴隷のモチーフが使われました(このモチーフについてはフリーチャートがありますので、ダウンロードギャラリーにアップします)。"A Token of Love"が編みこまれたピンボールは、投獄される囚人(教会の十分の一税を(宗教上の信念により)支払わなかったQuakerが多かった)を、神の愛の印として、彼らが忘れられることはないという意味を込めて手渡されたものです。
私は、それらのピンボールを再生し、どうやって作成されたのか再現することはとても重要なことと考えました。そこで、ベルギーの優秀なステッチャーであるErica Utenさんの才能とスキルが発揮されました。彼女は、このような作業に今まで一度も取り組んだことがなかったのですが、あなたが今Mary Wighamをステッチしている針と同じ細さの編み針とシルク糸を用いてピンボールを再現しました。
彼女はAckworthメダリオンのデザインを元に12のピンボールをデザイン・編みあげました。そのプロセスは全て彼女の素晴らしい本”Token of Love" に記録されました。彼女の特別な作品は「Piecework」の2009年9月・10月号で特集されます。
Tokens of Love(ベイビーシナモンさんのページに飛びます)
Quaker School Girl Samplers from Ackworthにも書かれていますが、この「ピンボール」そのものはAckworth学校より古い歴史があり、他のモチーフで編まれたものも現存するそうです。
ただ、Ackworthサンプラー以外でQuakerモチーフが出てくるのは今のところ、このピンボールしか見つかっていません。
ピンボールは2種類あって、丸いものと、回転焼きにような円盤型のもの(Pinwheel)があり、半径5cmほどです。(円盤型のものには、フェルトを細く切ってうずまき状に巻いたものがつめられている)、どれにも、Quakerサンプラーと同じモチーフが編みこまれていました。
Ackworthの女生徒の間で、実用的なギフト(ピンクッション)として贈られたり、また、お小遣い稼ぎに売られたりしていたようです。
このNeedleprintブログ記事のコメント欄には、海外のステッチャーさんで、編み物を得意とする方で、実際、このピンボールを編んでみたい、という書き込みがあり、ミニチュアドールハウス用の0.8mm針がいいのよ…というようなディスカッションもされていました。
私自身は全く編み物ができないので、想像もつかないので、モチーフをover 1でステッチして、作ってみようと考えてみたりするのですが。。
今後、ピンボールを研究するにつれ、Quakerモチーフの、ひいてはAckworth サンプラーの謎も解けるのかどうか、楽しみです。
Ackworth SchoolサンプラーのMedallionモチーフの由来は未だに謎のままです-その原型、発展期もなく、完成形で世に出現したように見えます。そして、何か実用的な用途があったのでしょうか?例えば、リネン地製品に装飾用にステッチされたなどの使い道があったのでしょうか?現時点では、何も発見されていません。
Quakerモチーフがサンプラー以外で見られるのは、シルク糸で編まれたピンボールです。とすると、Maryのサンプラーは編み物のパターン練習のためにっステッチされたものなのでしょうか?ピンボールは記念品、あるいは特別な大義を宣伝するために使われました。特に有名なのは反奴隷制のピンボールで、これらにはひざまずいた奴隷のモチーフが使われました(このモチーフについてはフリーチャートがありますので、ダウンロードギャラリーにアップします)。"A Token of Love"が編みこまれたピンボールは、投獄される囚人(教会の十分の一税を(宗教上の信念により)支払わなかったQuakerが多かった)を、神の愛の印として、彼らが忘れられることはないという意味を込めて手渡されたものです。
私は、それらのピンボールを再生し、どうやって作成されたのか再現することはとても重要なことと考えました。そこで、ベルギーの優秀なステッチャーであるErica Utenさんの才能とスキルが発揮されました。彼女は、このような作業に今まで一度も取り組んだことがなかったのですが、あなたが今Mary Wighamをステッチしている針と同じ細さの編み針とシルク糸を用いてピンボールを再現しました。
彼女はAckworthメダリオンのデザインを元に12のピンボールをデザイン・編みあげました。そのプロセスは全て彼女の素晴らしい本”Token of Love" に記録されました。彼女の特別な作品は「Piecework」の2009年9月・10月号で特集されます。
Tokens of Love(ベイビーシナモンさんのページに飛びます)
Quaker School Girl Samplers from Ackworthにも書かれていますが、この「ピンボール」そのものはAckworth学校より古い歴史があり、他のモチーフで編まれたものも現存するそうです。
ただ、Ackworthサンプラー以外でQuakerモチーフが出てくるのは今のところ、このピンボールしか見つかっていません。
ピンボールは2種類あって、丸いものと、回転焼きにような円盤型のもの(Pinwheel)があり、半径5cmほどです。(円盤型のものには、フェルトを細く切ってうずまき状に巻いたものがつめられている)、どれにも、Quakerサンプラーと同じモチーフが編みこまれていました。
Ackworthの女生徒の間で、実用的なギフト(ピンクッション)として贈られたり、また、お小遣い稼ぎに売られたりしていたようです。
このNeedleprintブログ記事のコメント欄には、海外のステッチャーさんで、編み物を得意とする方で、実際、このピンボールを編んでみたい、という書き込みがあり、ミニチュアドールハウス用の0.8mm針がいいのよ…というようなディスカッションもされていました。
私自身は全く編み物ができないので、想像もつかないので、モチーフをover 1でステッチして、作ってみようと考えてみたりするのですが。。
今後、ピンボールを研究するにつれ、Quakerモチーフの、ひいてはAckworth サンプラーの謎も解けるのかどうか、楽しみです。
英訳くださってありがとうございます。
「Token of Love」をwebのカタログで
見たときに、編み込み模様のQuakerモチーフってどうなのかなぁ~・・・?と思ってしまったのですが、
Quakerの女生徒さんたちが作られてたのを
踏まえてのことだったんですね。
Quakerのサンプラーのモチーフは本当に
独創的で、面白いと思います。
また新しい歴史が発見されることを
楽しみにしています。
でもサンプラーのモチーフは半分しかないし
本当に謎ですよね。
このピンボールはシルクなので、サンプラー以上に消耗が激しく、あまり現存していないらしいのですが
これから謎が解明されていくのが楽しみですね。