危険なほどの暑さですね、、
8月はもっと暑くなるそう🥵
熱中症にはお気をつけて下さい。
我が家は米農家。
なので、収穫時期には
沢山のもみ殻がでます。
そのもみ殻は、優秀らしい
もみ殻を土に混ぜて寝かせることで
より良い土ができるとか(*^^*)
周りの農家さんがその時期になると
わざわざ貰いにきます。
お礼にと差し入れまで下さる時も🥺
大量なので、とても助かっています✨
土はほぼもみ殻状態。
草すら生えてきません😅
子供達が裸足になって遊ぶほど
ふかふか。
しっかりと耕すと
柔らかくいい土になりそう🥰
上から雑草対策にかてもよし。
メロンなどの下に敷いてもよし。
確かに優秀です✨
人間からしたら不要なものも
自然さんには価値あるもの
さすが。自然さん。
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芥川龍之介の「蜘蛛の糸」は
有名な話ですね。
主人公のかんだたが
強盗三昧の挙句に死んで
地獄に行った時のはなしです。
針の山や、血の池に苦しむ
かんだたの姿を
お釈迦様はみつめていました。
かんだたは生きている時、悪いことばかり
してきましたが
ある時、蜘蛛を見つけて踏んづけようとし
たけれど、命あるものを哀れに思って
踏みとどまり、逃してやったことが
ありました。
その一度の良い行いの故に
お釈迦様は
蜘蛛の糸を、たらさせます。
天から降りてくる蜘蛛の糸を
かんだたは発見しました。
地獄の生活に疲れ果てたかんだたは
手をついて喜び
蜘蛛の糸に掴まって上を目指して
登り始めます。
天と地獄との距離はかなりあって
なかなか辿り着けません。
疲れ果てたかんだたは
休憩することにしました。
そこで、ふと下を見ると
何千、何万と数え切れない
地獄の住人が、一列になって
蜘蛛の糸を登ってくるのがみえたのです。
それを見たかんだたは驚き
こんなに沢山の人が登れば
蜘蛛の糸は切れてしまうと焦り
その人たちに向かって叫びます。
「こら。罪人ども、これはおれの糸だぞ。誰の許可をもらって登ってる。降りろ」
その時です。
今まで何ともなかった蜘蛛の糸が
かんだたの上の方でプツリと切れ
みな、元の地獄に真っ逆さまに落ちていきました。
〜終わり〜
簡単に書きましたが
この話は教訓が沢山あります。
かんだたは、蜘蛛の糸を下ろしてもらって
脱出できる可能性が出てきました。
しかし、後から登ってくる人達を
歓迎せず、自分のことしか考えず
蹴落とそうとしました。
憐れに思ったお釈迦様のご配慮を
あたかも自分の特権かのように
偉そうな態度を示しました。
そのことでせっかくの蜘蛛の糸は
失われます。
自分の傲慢さが、また自分を
地獄に引きずり落とすことになります。
体の病も深刻ですが
それ以上に、心の病は恐ろしいものです。
自らの言動を振り返り
自らを戒めることは大切なことだと
改めて感じます。
傲慢の治療は感謝です。
全て与えられたもので
何一つ持って生まれてきていません。
自分の心は他人がどうにかできるもの
ではなく、変えられるのは自分次第。
我が身を振り返らず
列車に轢かれそうな人を助けたり
震災の時に、最後まで
非難を呼びかける人もいます。
天国に皆を導き、自分は
一番最後に入ろうとする人ほど
一番先に天国に入るのかもしれません。
多く得ようとすると失い
多く与えようとすれば富む
それは、目に見える財産だけでなく
心の財産にも共通する
空気のように
見えないけれど
なくてはならない
大事なもの
それを忘れないようにしたい。