【ロンドン時事】6日のロンドン外国為替市場の円相場は、方向感に乏しく、1ドル=83円台前半を中心に取引された。午後4時現在は83円20~30銭と、前日午後4時(83円25~35銭)比05銭の円高・ドル安。
83円近辺で始まった後、新規の手掛かり材料難のほか、翌7日の米雇用統計を控えて売り買いが交錯した。米新規失業保険申請件数はほぼ予想通りの内容で、影響は限定的。
市場関係者は「雇用統計の内容を見極めたいとの雰囲気が強く、積極的な取引は見られなかった」(邦銀筋)としている。
一方、ユーロは軟調。欧州の財政・金融問題に対する懸念がくすぶる上、対ドルで200日移動平均線を割り込んだことから、ユーロ売りが加速した。
午後4時現在は対ドルで1ユーロ=1.3030~3040ドル(前日午後4時は1.3140~3150ドル)、対円では108円45~55銭(同109円45~55銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5475~5485ドル(同1.5460~5470ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9635~9645フラン(同0.9655~9665フラン)。(了)
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円、83円台前半=東京市場
円相場、83円12~15銭=6日午後5時現在
83円近辺で始まった後、新規の手掛かり材料難のほか、翌7日の米雇用統計を控えて売り買いが交錯した。米新規失業保険申請件数はほぼ予想通りの内容で、影響は限定的。
市場関係者は「雇用統計の内容を見極めたいとの雰囲気が強く、積極的な取引は見られなかった」(邦銀筋)としている。
一方、ユーロは軟調。欧州の財政・金融問題に対する懸念がくすぶる上、対ドルで200日移動平均線を割り込んだことから、ユーロ売りが加速した。
午後4時現在は対ドルで1ユーロ=1.3030~3040ドル(前日午後4時は1.3140~3150ドル)、対円では108円45~55銭(同109円45~55銭)。
他の欧州通貨はポンドが1ポンド=1.5475~5485ドル(同1.5460~5470ドル)、スイス・フランが1ドル=0.9635~9645フラン(同0.9655~9665フラン)。(了)
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円相場、83円12~15銭=6日午後5時現在