「ウ」に点々をつける実に奇妙なカタカナ英語が日本にはあります。
「ヴォーカル」「ヴィーナス」「ヴァイオリン」「ヴェルサイユ」など、ウの音に濁点をつけていますが、
子供の頃は、これらが何を意味しているのかわかりませんでした。
ウに濁点をつけられても、そもそも「ガ」や「ギ」のような濁音の発音などできないからです。
見た目を変えているので何か意味があるのだろうとは何となく思ってましたが、英語を学び初めてから答えがわかりました。
これは「V」系の音であることを示しています。「V」系の英単語の場合、上の前歯を下唇にのせた状態から音を振動させつつ発音するので、にぶく重い音になります。
「B」系の音と区別するためにつけているのでしょうが、わかりにくいですね。
ヴの音を国名から廃止
「ヴ」の文字表記がナンセンスなので、国名からヴの音が取り除かれ、ボリヴィア→ボリビアなどへの表示に変わっているようです。
「ヴォーカル」「ヴィーナス」「ヴァイオリン」「ヴェルサイユ」から
「ボーカル」「ビーナス」「バイオリン」「ベルサイユ」などへ変えると、雰囲気が大きくかわるので、一部の人からはかなりイヤがられているようです。
カタカナ英語には、英単語の子音の音が全くわかならないという欠点があります。
「ボーカル」の「ボ」の音は「V」系の音なのか、「B」系の音なのか「ボーカル」を見ただけではわかりません。
しかし、エイゴファームの「アルファベット文字つきカタカナ英語」なら「V」系の音なのか、「B」系の音なのかの区別がつきます。
下の画像をご覧ください。
アルファベット文字の「V」がつくだけで、音が「V」系のものであることがわかります。
さらに重厚な雰囲気も追加されるように思います(笑)
See you again(^^♪
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