日々是好日

5月23日(日)大阪の医療崩壊

自転車で長居公園に行った。


植物園は緊急事態⚠️ バラ園は植物園の中にある。今年は「無観客開花」 丹念に育てられたバラの花は、もう盛りを過ぎた頃だろう。


噴水の水は抜かれている。これ、どんなウィルス対策?


植物園以外は、あまり花がない。路傍の花。


今日の毎日新聞に大阪の医療崩壊についての記事があった。りんくう総合医療センターの倭正也センター長は、次のように語っている。

「重症病床が埋まっているため、軽症中等症病床で重症患者を診ざるを得ない。そこで本来の中等症治療にマンパワーが注げなくなり、病床に空きがあっても宿泊療養や在宅療養の患者を受け入れられず、在宅のまま患者が亡くなる悪循環が起きている」

「医療のドミノ倒し」が起きているのだ。


また、国際医療福祉大学・和田耕治教授のコメントが載せられていた。要約すると、こうなる。

「他の地域より早く大阪で変異株が広がったのは、偶然である。去年の秋以降、人流抑制策が長期化していて、大阪はよく感染を抑えていた。その分、府民の我慢が限界に近づいていたのだろう。リバウンドで、高齢者を含む全世代で外出が増加した」

本当にそうだろうか。外出が他府県に比べて急増したのだろうか。

4月頃にみたテレビ番組を思い出した。ネットで検索すると文字になっていた。4月8日放送のMBSテレビ「よんチャンTV」だった。
下にリンクを貼るが、長いので要約する。

近畿大学病院の院長さんが、取材に応じている。記事の一部を要約する。

「近畿大学病院では、『第3波』の最中、府の要請を受けて、重症病床を10床から12床に増やした。その後、感染者が減ってきたことから、国の基準に基づき、病床を10床に戻し、2床は使わないようにと、府から要請された」



病院長はさらにこう述べている。

「重症病床を2床増やして運用するだけでも、新たに看護師10人ほど確保する必要がありますが、4月は配置換えを行なった直後にあたるため、体制を再び組み替えることは難しい。」

4月8日「よんチャンTV」

大阪急性期医療センターの駐車場に設置した「大阪コロナ重症センター」でも「第3波」のあと、府からの要請を受けて、病床を30床から13床に減らした。感染が再び拡大すると、府は4月8日に、約80人の看護師を急募した。

今日の大阪の医療崩壊の主な原因が、大阪人、老若男女が我慢ができなくなって、一斉に外に出たことにあるとは思えない。ちなみに、東京都は感染者が減少したときも、病床を減らさなかった。この記事を書いた記者は、ドミノの始まりについてはどう考えているのだろうか。





名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る