鑿の名品「大内」ですが、
巨大なシールが柄いっぱいに貼り付けてあります。
このセンスの無さは作者の感覚を
疑いたくなります。
このシールをはがしたいのですが
カッターナイフやぺーパーでこそげても
うまく取れませんが、火に弱いことが判明。
このようにライターの火であぶると
とても綺麗に取ることができます。
10本の組鑿で、ご丁寧にすべての鑿に
貼り付けてあるのです。
シールを外しただけではほかの部分との違いが明白、
サンドペーパー#240くらいで
軽く磨くと綺麗になります。
ペーパーをかけただけでは
面白くないので
柿渋を塗って置きます。
実際に発色するのは3か月以上かかりますが、
使いながら綺麗にしましょう。
伊勢の神棚職人のブログ
西口神具店