遊歩で健康 歩けあるけ

風の吹くまま西ひがし、ただひたすら歩くことによって頭の中が空っぽの
心境にいたれば最高です。これまさに「歩禅」。

石切・日下史跡探訪まとめ

2018-06-03 15:21:47 | 日記

三日にかけて石切日下エリアのルート探索を行った。(既ブログ) 

距離・時間的に一日コースなので、フルコースにまとめてみた。

マップとウォーキングデータ

近鉄石切駅~1.1キロ~④大龍禅寺~1.7キロ~⑥春日神社(WC)~1.0キロ~⑧水神宮

        ~2.2キロ~⑫旧河澄家(WC)~0.3キロ~⑬日下公園~1.8キロ~⑮千手寺

        ~0.4キロ~⑯東石切公園(WC)~0.9キロ~⑱石切神社~0.7キロ~新石切駅

                         歩行距離 10キロ 標準ネット所要時間 3時間

 

生駒山麓にあるこのエリアは、東西に急坂である。 散策コースの大半は南北なので、一部の

区間(春日神社から水神宮と石切参道から千手神社の登り坂)以外はフラットといえよう。

神武天皇の東征から始まり、大阪城築城石の切り出し、江戸時代初期の庄屋文化、そして

大正昭和にかけての文人たちの足跡。 まことに色濃い史跡めぐりといえよう。

押し寄せる宅地開発に絶滅寸前の蛍を地域住民の方が保護育成している、これはまた絶滅した

はずの「原始蓮(はす)」を救出育成していることなど、日下の歴史の重みを感じる。

もう一つの天孫降臨(伝説)

春日神社にある「古戦場」の石碑、かたや神武天皇・こなた長脛彦の戦いは、もう一つの天孫降臨

へとロマンを拡げる。 九州高千穂に降臨した天孫の直系が率いる皇軍と大和哮ヶ峰に降り立った

天孫と縁組した蝦夷(えみし 蛮族)軍の激突。 実は哮ヶ峰は生駒山のことだという。

そういえば、我が町生駒の北外れに、降臨に使われた「磐船」があったわい。

磐船神社のご神体(シンボル) そして付近の地名はなんと「哮ヶ峰」。

ただ高千穂伝説と同じく、こちらこそ降臨地と主張する町が生駒山の南端にもあるのでご愛嬌。

おまけに生駒には「金鵄の杜」なる地名もある。

直越え道

日下と生駒の間にはでかいお山が立ちはだかっているが、これを結ぶ古道「直越え道」があった。

直「じき」は奈良へ入る一番近い道でそれはとりもなおさず一番険しい道を意味しているのでしょう。

つい最近までは荒れ放題であったとのこと。

大正14年に生駒山トンネルが開通して電車が通り、生駒と日下・石切は隣町になった。 しかし

こうして史跡めぐりするまでは大阪へ行く通過点でしかなかった。

日本の歴史の一端を肌で感じることができるエリアである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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