6月22日 「生活習慣と生きる力」~豊かな心と体を育てる食生活について~ というテーマで学校保健委員会が開催されました。
今年度は(元)日本体育大学 講師 築地弥生(ついじやよい)先生をお招きし、『食べることは生きること~子どもの心と体を育てる』と題して講演をいただきました。
今、子どもたちに起こっていること・・・ 飽食の時代と言われ、いつも手軽に空腹を満たす反面、生活リズムがくずれてしまったり、けじめをつけずに食べてしまったり、機能性の食品にたよってしまったり、一人で食事をしていたり等・・・問題も出てきています。
甘いおやつ、スナック菓子、ジュース類を好んで食べていませんか?学校の後、習い事、塾等で夕食が遅くなってしまう場合は、甘い食べ物、飲み物ではなく、夕食でとるべき炭水化物と水分を取りましょう。例)おにぎりとお茶。帰宅後におかずを食べると良いでしょう。遅い夕食、夜食は胃の中に食べ物が残って、ぐっすり眠れなくなるという悪循環もおこします。
「朝ごはんの四つの力」
~集中力、持続力をつけるために強くかかわるのが朝ごはんです~
脳のエネルギーの素(ブドウ糖)で『頭のよい子』に 朝ごはんでご飯、パン等の炭水化物を食べることでエネルギーが空っぽだった脳のエンジンが全開に。 ケアレスミスを防いで苦手な教科を克服でき、運動能力もアップ
脳を温め、コミニケーションが上手にとれる『人に好かれる子』に 朝ごはんで魚、卵、ハムやチーズ等のたんぱく質を食べることで、 目覚めたばかりの脳を温め、良い挨拶と笑顔で人間関係が自分のものになる
お腹すっきりで、『がんばりがきく子』に 朝ごはんを食べると、消化器官が活発に活動して排便が容易になる。 便秘も解消されるので、肌や髪が活き活きする
肥満防止、『スタイルがよい子』に 朝ごはんをきちんと食べる食習慣は肥満を防ぐ。 朝ごはんを美味しく食べようとすると、自然に自分の生活時間や生活習慣を見直すようになり、きちんと睡眠をとるようになる
食べることは、体を育てるだけでなく、こころ、社会性も育ててくれます。食べることはその人の人柄、人生そのものです。日々の食事にメリハリをつけ、食べることに感動を
幸せな人が作る食事は幸せの味がする
子どもへの関心が子どもを健やかに育てます。親(食事の作り手)が健やかな心(幸せな気持ち)を持つことが一番大切です。 家庭にしかない調味料ビタミン愛をたくさんふりかけて
編集後記 食育は、子どもの心と体が健康に育つために大切だということが 再確認できた事と思います。 もっと楽しんで子どもと一緒に食事を作りたいと思います。 おーちゃん