■平成18年度生涯学習研修会
学校と地域の協働セミナー
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日時 平成18年8月8日(火)13:30~
場所 足柄上合同庁舎 本館2階大会議室
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足柄上教育事務所主催の研修会に南小PTAは、玉野・野口・山田の本部3名が出席、南小からは小野先生が出席しました。足柄上地区1市5町の学校並びに社会教育団体から100名を超える参加者の大きな研修会でした。
今回の研修のねらいは標題のとおり「学校と地域の協働」ということで、事例発表が2件(相模人形芝居足柄座:鈴木宏江さん、ゆうゆう:木口まり子さん)と、越田幸洋さんによる学社融合(えっ?)のワークショップ(何?)でした。
相模人形芝居、紙芝居ゆうゆう両者共、永い間地域の学校と深い係わりを持ちながら活動している話を楽しく聞かせてくれました。上の画像は、足柄高校の特別講座として演じられる相模人形芝居の模様です。郷土芸能の選択授業にもなっているのですが、現在の生徒数が3人で寂しいとのことでした。紙芝居ゆうゆうは、全国紙芝居大会の成功のための苦労話と現役高校生が読む紙芝居の実演がありました。
もう一つの「目から鱗・・・」は、「学社融合」とか「ワークショップ」とか聞きなれない言葉で戸惑いましたが、鹿沼市の『北光クラブ』という団体の活動事例を通して、学校と地域のあり方を考えるいい研修になったと思います。それではこれを南小で!と考えるとなかなか難しい面ばかりが頭に浮かんでしまいましうが、越田さんの唱えるいくつかのキーワード『「手伝い」「協力」は禁句』『コーディネーターは何もできない人がいい。』などは学社融合を成功させる大きなヒントだと思いました。
融合研URL
http://www.yu-go.info/
北光クラブURL
http://www10.ocn.ne.jp/~hokko/
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※学社融合:「学社融合」は、学校教育と社会教育(学校外の教育)がそれぞれの役割分担を前提とした上で、そこから一歩進んで、学習の場や活動など両者の要素を部分的に重ねあわせながら、一体となって子どもたちの教育に取り組んでいこうとする考えです。「学社融合」は、学校教育と社会教育がそれぞれ計画段階の最初からそれぞれの役割や機能生かしながら作り上げ、お互いに負担を感じないよう、無理のないところから進めていくと良いようです。
※ワークショップ:研究集会。参加型講習会。専門家の助言を受けながら、参加者が共同で研究や創作を行う場