南部吟遊詩人の写真館2

盛岡はめっきり涼しくなりました。先週までエアコンで冷房かけていたのに、朝晩は暖房が欲しくなります…(*´Д`)

秋田の森吉山ってゴンドラで登れるんですか?

2024年06月30日 12時24分42秒 | 〇〇山に登ってきました。

【撮影日:2024/06/01】

【本日の山行】

9:12 ゴンドラ駅 出発

9:40 石森通過

9:55 避難小屋 休憩 ~10:08

10:28 稚児平

10:38 山頂 休憩 ~11:00~山人平を見に行く

11:15 下山開始

11:48 石森

11:50 森吉神社

12:25 ゴンドラ駅 帰着

 

【本文】

先日、「マタギ」の本を読みました。山登りの上ですごく参考になることばかり書かれてありました。

正直、感動しました。

そこで、秋田県北秋田市阿仁のほうにある「マタギ資料館」に行ってみたいと思いました。

そこで、せっかくだから近くの山にも登ろうと思いまして。

見つけたのが「森吉山」です。

 

始めは、普通に登山をしようと「ブナ岱登山口」のあたりから行こうとしたのですが、

「通行止」じゃないですか。(*´Д`)

ならば…、隣のわき道から行けるのかなあ……地形図的にはつながっているようだけど……?

(このとき、2万5千分の1の地形図を携行していた)

と思い、進んでみましたが、けっこう道が悪く断念。

たまたま通りかかった地元の方に話をうかがうと、この先は「ブナ岱キャンプ場」に合流するらしいのですが、道はとても悪くかなり泥まみれになるよ?とのこと。

(この前日までけっこう雨が降っていた)

それよりはスキー場の方から登ったら?と勧められたので、そっちに行くことにしました。

地元の方の言うことは聞くべきです。土地勘のない人間がむやみに知らないところに行くもんじゃありません。

ましてや、山の中など。

そんなわけで、スキー場の方に来ました。

ラッキーなことに今日から夏のゴンドラが営業を開始するそうです。

【詳細】阿仁スキーリゾートのページへ

まあ、たまにはこういうのもいいでしょう。

チラシです。

(表面)

 

こちら、隣はスキー場になっております。広々していますね~~(*´▽`*)

このあと、車が続々来ました。駐車場が瞬く間に埋まってきます。

ゴンドラを使うと、山頂まで1時間程度で行けてしまうようです。なんて素晴らしい!!!

運行時間が来たので、早速、乗ってみたいと思います。

夏にゴンドラとか…、贅沢だなあ…(*´Д`)

ゴンドラから眺める夏のスキー場はなかなかオツなものです。(・∀・)

気持ちがいいですね。

ケーブルを渡っていきます。

行き交うゴンドラ。

振り向けば、けっこう景色がよい!!!(・∀・)

約30分ほど。ゆっくりできますし、これは……イイ!!(・∀・)つい楽をしたくなる…。

さて、降りたら登山道が始まります。天気予報では午後から天気が崩れそうなので、あんまりモタモタできません。

木道や階段がしっかり整備されていて、登山道も歩きやすくなっています。

シラネアオイの花が元気です。

ちょっと空模様が怪しい感じに…(*´Д`)

雪が残っているのは想定内でしたが……、

まさか、ここまで雪渓が残っているとは…(*´Д`)

この後も、全部雪渓か???と思っていましたが、雪渓エリアは一部です。

ただ、この後も雪渓はたびたび出てきます。

山頂は遥か先。ゴンドラで近道とはいえ、そこそこの距離はあります。

けっこう、山頂ってとんがっているんですね…。

(その理由はあとで分かります)

おおっ!!!

もう6月だというのに、山桜があります。Σ(・□・;)

足元の小さい花もキレイ。「イワオトギリ」かな?

分岐にも気を付けなきゃいけないですね。足元の木道に表示があるとは…。

「石森」のあたりに来ました。ちょっと平らになっています。

この「石森」は様々な分岐になっています。

「石森」自体はこんな小高い丘になっています。一応、登れるらしいです。

足元の花がとても綺麗。

雪渓も相変わらずあります。時々、道に横たわっています…。

▼こっちはなにやら雪渓が溶けて水たまりになっています。

ということは…、

新たな芽吹きが見られます。山は春なんですねえ。

よく見ると山もけっこう緑になっていますね。

湿原もありますね。

けっこう若芽がふいています。

何の草なんでしょうね。

なおも進みます。けっこう木道が整備されていて本当に歩きやすいです。

湿原多いですなあ。

道がしっかりついていますねえ。

なにやら山小屋に出ました。

二階の入り口が壊れているように見えますが…。大丈夫??(*´Д`)

豪雪地帯だけあって床のあげ方が半端ない。っていうか、真冬に使う方とかいるんすかね……?

(いるから山小屋があるんですな…すげえな)

「森吉山阿仁避難小屋」でした。

さて、少し休んだらまた歩きましょう。

あと1kmだそうです。

まだ、道は続きます。

石碑がありました。山神信仰のものでしょうか。

(ちょっと碑面は読み取れませんでした)

だんだん登りになってきました。

石積みがありますね。

小さな白い花がいっぱい咲いています。

多分、「チングルマ」って花ですかね。

意外にも山頂の方が雪渓とかないもんです。

まだ、山桜があります。

6月で桜に出会えるなんてねえ…。

もう少し、お天気がもちそうです。なんてありがたい。(・∀・)

(この後の運命を知らない)

天気がいいと、花も嬉しそうです。

けっこう山頂近くは、「はげ山」っぽくなっています。

決して森林限界の高さではないはずですが…。

まだ、木道あるんですね。

この辺、「稚児平」というらしいです。ベンチもあって休むにはもってこい。

まだ先があります。

多分「ショウジョウバカマ」です。いろんな花がありますね。

だんだん、登りがきつくなってきました。

山頂が近いかな?

なにやら、柱っぽいものが見えてきました。たぶんあれが山頂と思われます。

山頂付近は岩がゴツゴツのエリアです。

なんかの記念碑です。

石仏もありますね。

天気が心配されましたが、ここまで天気がもって、本当によかった。

立派な方位版です。しかし、この日はあまり眺望が機能せず…。

こんな感じです。

雨が降ってないだけありがたい。

ここまで登ってこれたことに、感謝、です。

山頂にも花がありました。

残念なことにゴミの残骸もあります。

回収しようと思いましたが、土に埋もれていて無理でした…。これはスコップとか持ってこないと…。

そして、山の反対側、「山人平」の方に行ってみます。お花畑があるらしいので。

と思ったら、無理でした。

すっごい雪渓地帯になっています。

いやー、コレは滑り落ちるやつですわ~~~(*´Д`)

向こうに登山道は見えるんですが、行けそうにないですね。

仕方ない。景色だけ楽しんで、引き返しましょう。

あれ?なんか山頂付近、さっきより人が増えている??

しかも、雲行きが怪しい…。これはいよいよ来るかなあ。

いやー、人がおおいっすわ~~~。

もどりましょう。雨が降りそうです。

急ぎ足で戻りますが、やっぱりポツポツと降り出しました。

あそこの「森吉神社」まで行きたかったですが…。

こっちも雪渓がけっこう残っていますね。

さっきの山頂はもうすでに雲に包まれています。あっちもザアザア降りでしょう。

運よく雪渓は登山道にかかっていない模様。

と、思ったら、甘かったかあ。

もう、けっこう降っちゃってますので、腹をくくります。

あの「冠岩」とか見てみたいですし。

濡れながら「森吉神社」まで来ました。

このへん、「前岳」というらしいです。

ここまで濡れると焦って転倒しても怖いのでゆっくり歩くことにします。

神社の社殿はけっこう近代的です。

雨宿りがてらお参りさせていただきました。

隣の山小屋には雨宿りされている方もいましたが、この雨はしばらくやみそうにないので、私はこのまま続行します。

冠岩に来ました。正面から見ると、えげつない大きさですな。

岩の根元に信仰の跡があります。

上に載っている岩が明らかに大きいのは感覚がバグります。

コイツはすごいっすよ。あ、雨でレンズが…。(*´Д`)

 

さて、あとは帰るのみです。

雨の中ですが、こけないように帰りましょう。

けっこう、本降りになってしまいましたが、ウインドブレーカーや帽子などのおかげで、被害は軽微です。

備えはするものですね。

帰りがゴンドラだったことも幸いしました。

雨冷えしないで済みました。まったく幸運です。

 

(終わります)

 

 


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