直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

人生には正解なんてない

2007年09月06日 | ちょこのひとかけ



――つまり、人生には間違いしかないってことですよ!


爆笑した! 間違いしかない人生に爆笑した!


という前置きはさておき。
気づいたらすでに放送していた絶望先生。
もう見られないかと思ったら、
某動画サイトで見ることができました。
どうかと思いましたが、声の違和感がそうないので
けっこうよかったです。
「人生に正解はない」=「間違いしかない」
という図式をさらりと作ってしまう、
あのセンスがたまりません。

どこで放送しているのかと思ったら、
マイナー局だけのようで。
あんなの絶対気づきません。
でもマイナー局放送のせいなのかなんなのか、
無駄なパロディなどのお遊びが
ぼちぼち入るのが大好きです。
ゴールデン洋画劇場のパロディは
最後のキスシーンで吹き出しました。
エンディング後の、漫画関係の一枚絵も
ちょっと楽しいです。

閑話休題。

今回とても役に立った動画サイトですが、
ああいうサイトは権利者からすると、
売り上げが落ちると悩みの種のようです。

でもわたしは見逃したところで
絶対買わないし、むしろ見ておもしろかったら
そこで買える、というさぼりぎみの人種。
持っているDVDは、ホットショットの1・2と
フィールドオブドリームズ、
あとRAINとアルジュナくらいの
ような気がします。


ネットで面白動画などあったら
わたしもダウンロードしてしまいますが、
あれは、ネット特有のなにかだと思うのです。

ネットゲームの人にしても、サイトにしても、
ネット上から簡単になくなることができます。
ネットは世界を簡単につなぎますが、
簡単にその世界から失わせる、という
負の側面も持っています。まさに一期一会。
アップされた画像も動画も、
見られなくなるからしかたなく保存するのです。
ネットゲームの世界から離れると、
その人は存在しなくなってしまうからこそ、
わたしは逆らってこうして
サイトを続けているわけです。

まあ、それはよしとして。
問題は、そこです。ネットの存在の希薄性です。
二度と見られないと思ってたくさん撮ったのに
二度と見返さない写真とか。
二度と手に入らないと思って買ったのに、
買っただけで満足してしまうものとか。
そんなものはあると思います。
ネットのデータもそれは同じ。

わたしはテレビCMが好きなのですが、
ああいうものは特に出演者の契約期間云々で
それが終了したら見られなくなってしまいます。

でも、もし、いつまでも見られるとしたら?
今までのCMがいつでも見られるとしたら、
あの曲やあんな動画が、常に保存されて
絶対消えないとしたら?
……意外と安心して、わざわざ自分のローカルに
保存しようとする人はかなり少なくなるのでは
ないかと個人的には思います。

わたしは商才がないのでわかりませんが、
たとえばそういうデータを保管し、
見るときには代価をしはらえば
いつでも見られるような、
データベースや金銭収集の仕組みがつくれたら、
それはひとつの重要なビジネスモデルに
なるのではないかとちょっと思います。

もしそれが全世界的に発展したら、
姿のないネットというもののなかで、
全人類の知識のたまり場、
第4の脳のような、SFちっくなものにさえ
なるのではないでしょうか。よくわかりませんが。

たしか旧約聖書では、
人の言葉が世界共通だとろくなことをしないと
神様が言葉をわけましたが、
htmlタグなら使う言葉は同じで、
だれもが理解できるのです。
……まあ、内容はわからないんですけど。

そんなこんなをいろいろ考えると、
ネットはまだまだ発展途上。
そして、もっともっと建設的に発展する可能性を
秘めたものだと思います。

いままでの経験や歴史から行くと、
こういう揺らいでるときが一番楽しいです。
もしこの先ネットがきちんと整備されたら、
とんでもなくつまらなくて
だらけたものになってしまうかもしれません。


……絶望先生の話だけで終わるはずだったのが
変な方向に流れたのでまとめがなくなってしまいましたが。

いくらネットが発達しても――いえ、むしろ
これほどネットが発達したからこそ、
実際のひととひととのつながりに
かなうものなど何もないと、
わたしたちは噛み締めるのです。
とかなんとかわかったような言葉で
締めてみることにします。

¥E
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