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直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

あとのまつり-まつりのあと

2008年06月10日 | ちょこのひとかけ


このgooブログは、一日ごとのアクセス主体数と、
見られたページ数だけがわかるようになっています。
もっぱら日記みたいなものしか書いていないわたしですが、
数が増えるのはやっぱり嬉しいものです。
しかも続けていると、週単位での人数は、
すごく長細い目でみると、じわじわと増えている気もします。
それがわかるからこそ、続けられたというのもあります。

一方、ミクの公式コミュニティ、ピアプロ。
そんなのは一切わかりません。
気分としては、人の集まる広場に、
自分側からは外が見えず、外からだけこちらが見える
マジックミラーの箱の中に入れられながら、
大道芸をやっている気になります。

大道芸人が大道芸をやるのは、周りの反応あってこそで、
大道芸の舞台は演じる人間と、観る人間とが
一緒に作り上げていると言ってもいいでしょう。

一方、ピアプロでは。
周りの反応なんて一切わかりません。
正直、自分がなにをやっていたのか、
どこまで一人芝居を続ければいいのかと
わけのわからない気持ちになったこともあります。

そういうのをカバーするために、せめて
アクセス数みたいなものが自分にだけ見えればいいのですが
それもありません。
でも、いざコメントをしようとしても
わたしだってなにを書いていいのかわからず、
書いたあとすこししても反応がないと
変なことを書いてしまったかと思って
見返しては消して歩くことがよくありました。

また、人によっては、わたしともう一人が
同じようなコメントをつけても、
もう一人には感極まった返信があるのに
わたしにはそっけないものだったりすることもあって
なかなかコメントなんてつけられなくなりました。

そこで思うのは、web拍手みたいに、
拍手ボタンを押しただけで相手によかったことが
伝わる簡単な仕組みがあれば、と。

それなら、応答のテンプレートがあれば、
いままで観る側だった人も簡単にコメントできて、
ものを作る人とそれに『反応する人』として
一緒にピアプロという舞台を作れるのでは?
そう考えたのです。
題して『コメント祭り』。

こうなるととめられないのがわたしの無謀なところ。
変に臆病なのに、信じられるものなら
やり遂げたくなってしまうのです。

ちょうどロックの日で投稿が増えそうという
うわさを聞いたので、これ幸いと便乗して
実際に掲示板に書き込んでしまいました。

…………というのが、これまでのあらすじです。

--------------------------
さて。実際に6月9日を過ぎた結果は、といえば。

『わたしは企画室には配属されない』とわかりました。


会社でもわたしの意見はいくつか通ることはあっても、
企画そのものが通ることは決してありませんでしたし、
結果はうすうすわかってはいたのですけど……。

結果を簡潔に書くと、
・わたしの投稿に対して、コメントは8人。
・同じ感じで投稿していたと確信できる人は3人。
でした。

終わってみて思うのは、わたし個人の投稿に対しては、
よかった、でした。
普通に普通のものを投稿したって、
コメントなんてつかないのがわたしのデフォルト。
それがログインしてみたら、6件コメントがついてると
出ていたときは、かなり嬉しくなりました。

実のところ、掲示板に書き込んで以来、
怖くてピアプロにログインできなかったのです。
「一人でなに言っちゃってるの」とか
「空回りがんばっちゃって」とか
言われたり思われてたりしたらと、
ひたすら自分の中の悪魔にさいなまれていました。

そんなこんなで投稿できたのは当日の半ばごろ。
見たくない目を無理やり開いて、
掲示板になにか動きがないかと見たあと、
びくびくしながらアップしました。
そのあとは反応が怖くてパソコンの電源を落としていました。

それからどうしようかとひたすら迷い、
ようやくログインしなおせたのが、
当日の終わる25分くらい前。

なんとかイラストで検索をかけると、ヒットは0件。
すごく恥ずかしくいたたまれずに逃げ出したくなりましたが、
なんとか気を奮い立たせて曲で検索をしてみたら、
いくつかヒットして逆にびっくりしました。

よく見ると、9日がはじまってすぐアップした猛者もいて、
はじめからこの人に気づいていたら
わたしもいくぶん心穏やかに一日をすごせたのにと
複雑な気持ちになりました。

でもこうなると、曲をきいているだけで
時間が過ぎてしまうかもしれません。
あわてて曲を聴きます。
いちおう全部時間内に聴き終えて、
感想というか、ひとことも残せたのでほっとしました。

今回を振り返ってみると、
わたしに限ってはコメントは確実に増えていました。
その他の人は……もともとコメントを受けている
気もするのでよくわかりません。

---------------------
まとめ。

・コメントを増やす効果は一部にはありました。
・コメントをしている人は、普段もコメントをしている人でした。
 =だれかの投稿に対しての、コメントの呼び水になっただけ。
 =見るだけの人のコメントを呼ぶことはできませんでした。
・投稿はしていなくても、書式にのっとったコメントをする人は
 すくなからずいました。

原因考察。

・掲示板の書き込みが前日だったため、見る人が少なかった?
・提案者が名の知れた人間でなかったため
 賛同を得られなかった?
・コメントテンプレートがまずかった?
・宣伝方法が悪かった?
・テンプレートにのっとってコメントをしている人でも、
 掲示板を見たのではないかも?
・平日だったのが災いした?

---------------------
正直、どうすれば良くなるのかは一切わかりません。
次になにかがあっても、わたしから動けるとは思いません。

気負わずにコメントできて、受けたほうもコメントを返せて。
コミュニケーションのようなものもとれて、
ただの沈黙者である観る人が意味のある存在になれたら
正のスパイラルができて、ピアプロがもっと健全に
明るくなるかもしれない、なんて
わたしの独善と思い上がりだったのでしょうか。

……うう、すごく恥ずかしかったし、胃も痛かったです。

でも、一人からは楽しい企画だったと言ってもらえたので
完全な失敗では無かったと思います。
なによりコメントがいっぱいついてわたしが嬉しかったので、
悪夢として忘れたい思い出になることはないでしょう。


実はわたし……出不精ですがおまつり好きなのです。


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2 コメント

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Unknown (にょほ)
2008-06-10 22:16:41
なるほど、あまねさんの思い感情がこの文章で分かった気がします、ロックの日参加できませんで申し訳なかったです(ロック作れないです^^;)

確かにピアプロだとどんだけ見てくれてるか聴いてくれてるかさっぱりわかりませんよね。
前作の時も上げた時コメントなんてさっぱりでした。
正直、何やってるんだろ。。orz
と考えた事もありましたが。

>『コメント祭り』

自分流なんですけど、暇な時にコメントつけまくる
日があります。
しかも短文で3行くらい。
コメント貰うと嬉しい気持ちは皆同じかなぁ?と思うのですが。
一部の人はさっぱり返事しないですけどね。(有名系なPの方々)
そういう姿を見て、自分は絶対こんな事しないのに。。と思うのですが。(天狗ですか)

あまねさんのピア作品気が付かなくってすみません。
コメしてきますね。
返信する
Unknown (あまね)
2008-06-11 01:27:38
結局わたしがしたかったのは、
むしろコメント祭りのほうでした。
一文入れれば、その他の言葉も
簡単に盛り込めたので結構楽しかったです。

有名な人はたくさんコメントをもらうと
全部返しきれないとか、
返しきれないならいっそ何もつけないほうが
とかがあるのかもしれません。
知りませんけど。

新着は、新着通知用のRSSみたいなものが
あればいいんですけどね。
返信する

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