ニンテンドーDSのゲーム、
『おさわり探偵 小沢里奈 シーズン 2 1/2』です。
タイトルは『裸の銃を持つ男 2 1/2』を
狙ったものでしょうか。
こうなると次に出るとしたら、タイトルはたぶん、
『おさわり探偵 小沢里奈 シーズン 33 1/3』
になる……はず。
一言感想としては、気楽でよかったです。
前作はいじわる続きでめげそうになりましたが、
前作クリアの影響か、今回は楽しんでできました。
無駄に盆踊りの練習をしていたり、
テーブルの下からにゅるにゅる出てきたりと
変なところにお遊びがあるのがよかったです。
前作でいちばんいらついた、オープニングからの
操作を受け付ける時間も大幅に短縮されていたので
中断と再開がしやすくなったのもよかったです。
相変わらず変なアイテムが都合よく出てきますが、
すべてギャグの一環だと考えられるようになると
それをどう使うかがおもしろくなってきました。
例えば、閉じ込められた部屋から脱出するのに、
えんどう豆のようなものが手に入ります。
こんなのでどう脱出するかと思ったら、
助手のなめこ(菌類)に食べさせると
火を吐いてドアを壊すのです。
でも火を吐くのは全編通してその一回きり。
このばかばかしさもたまりません。
気になった点としては、小マップです。
行ける場所がすべて出ている大マップから、
個別の場所の小マップに入るのですが、
まずは行ける場所がわかりにくいです。
最初の森は上と右にさらにマップが
つながっていたのですが、
いけるとは思いませんでした。
また、小マップから大マップへの移動は
画面端をタッチしなければいけないのに、
なかなか反応してくれず、
画面の下にあるメニューボタンを
タッチしてしまうという事もよくありました。
個人的には、行ける場所は赤矢印など
特殊な表示が出ていて欲しかったと思います。
また、前作では無かったセーブファイルが
三つになったのもよかったのですが、
削除するときは三つ全部というのはがっかりです。
一つ一つ消させて欲しかったと思います。
セーブ終わったあとで、セーブ画面を
閉じようとするときに別の場所を押してしまって
セーブされてしまったものを消すことが
できないなんて……。
話一本一本は前後編に別れていて、
一話一時間半くらいで終わります。
短いような気もしますが、
さくっとできたので個人的にはよかったです。