ゴム鉄砲完成！

　かなりの時間と手痛い傷を残した
ゴム鉄砲がとうとう完成しました！

モデルにした銃は……思い出の一丁です。
個人的には　型を起こすところから
かなりがんばりましたし、
見る人が見れば、きっとわかるはず……
と思いますので、あててくれたらうれしいです。


◆◆画像07-06-25a◆◆


◆◆画像07-06-25b◆◆


　アンクルの形が悪くて歯車が動かないなど、
予想だにしなかった問題も起こったのですが
なんとか完成です。

　結局わかったのは。

板の切り出しは、電動ドリルで余分を取って
穴を開け、それをノミでつなぐといいこと。
本当の線は彫刻刀でぐりぐり押し切って
とるとうまくいくこと。

　……その際、一度カッターなどで主線を取り、
上の固い板をはがしてから
さらに切るといいようです。

　また問題だった、
ドラムが回転しないかも知れないことは、
ドラムの軸の長さで調節ができました。

　どうせなら本物と同じ位置に
ネジをつけたかったのですが、
そうするとバレルの先が開くので断念。
頭のほうにも一本つけました。


　そのあと、アンクルの形を多少変えて
改良してようやく動くようにはなったものの。
今度はたまに２本いっしょに発射されるなどの
問題も起こりました。

　でも、まあ。アンクルが
うまく動作しなかったときには
もうこのまま封印しようかと思ったくらいなので、
動いたことでよしとしましょう。

　注意点は、ゴムの掛け方。
奥のほうから順にかけないとつまってしまいます。
また、６連発とは言っても、
トリガーアクションのせいで
戻るときにも出てしまうようです。
さらにはゴムが狙ったところから多少ずれます。
これはゴムのホールド位置と角度のせい。
ホールドはなるべく平らに。
ゴムの本体側の解放点より下、
平行に行くようにするとうまくいくように思いました。
それと、薄くしたほうがいいようです。


　苦労はしたし、手にも生傷を
いくつか作りましたけど。おもしろかったです。


　またいつか、やりたいなあ。

03.10.17