レビュー：海腹川背DS

ニンテンドーDSのゲーム『海腹川背DS』をプレイしました。
ジャンルはアクションになるでしょうか。
主役の川背さんが基本的にはどこにでもくっつくゴムひもを使い、
のばしたり縮めたりジャンプしたりしながら
空中足場をうまく使ってゴールを目指していきます。

一言感想は、「面白い」です。

海腹川背はなかなかマニアックな人気があるゲームで、
昔のものはなかなか手に入りません。
わたしはPS版の海腹川背・旬SE　は持っていて、
ノーマル旬のステージまでは全部クリアするくらいには好きで、
スーパーファミコン用の1作目もやってみたいとは思いましたが
変な値段がついているので手も出せませんでした。
でもこのDS番には1作目も入っています。
それがまず、いいところです。

次にいいのは、面のつながり。
かつて練習モードでは、やりたい面を選びたくても
ルートをたどるのがすごく面倒だったのですが、
こちらでは見やすくなっています。

そのほかでいいのは、常にミニマップが出ていることです。
昔なら飛んだ先に敵がいてやられた、などありましたが
今回は敵がどこにいるかもわかって大変やりやすくなっています。
ボスマップでは面のクリアのしかたが出てくるのもいいです。

一方、一番の問題は、ボタンの少なさです。
PS版では、上の四つのボタンで、
右上・右下・左上・左下ルアーが出せたのですが、
DSはハードとして上に二つしかボタンがありません。
ゲーム中に設定でも変えられますが、
いちいちそれを出すのは面倒です。
せめてセレクトボタンで、上に出すか下に出すかの
切り替えができればと思いました。

ほかにも得点や行動でおまけ要素が開放されたり、
音楽モードがあったりと、いろいろ加わっているのも
いいと思いました。

個人的にはDSに外部コントローラーでもつけられる端子がついて、
しっかりしたゲームコントローラーでプレイしたいところです。
PS版では2分台でクリアできていたのですが、
DS版では操作の違いからか、どうしても3分を切れません。

でも、ゲームとしてはおもしろいです。