みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

ご相談例八 おもちゃを買い与えすぎる義母


二十代の主婦からのお悩みです。

離れて暮らしている義母が、三歳になる息子におもちゃを買い与えすぎて困っています。
誕生日でもないのに、次々高いおもちゃを買って送ってくれます。
わたしは子供の頃おもちゃをあまり買ってもらった記憶がなく、
おもちゃは自分で作るものだと思っていました。
自分でおもちゃを作ることや遊びを考えることは、創造性も豊かにもなるし、
いいことだとわたしは思っています。
このままだと息子は甘やかされて、わがままに育ってしまうんじゃないかと心配です。
誰にでもおもちゃをねだったりはしないかと・・・。



正しいか正しくないか?でみると、相手を責めとうなろう?

意見が違う者同士、「どちらが正しいか?」で言い合うとケンカになる。
この質問に結論などでぬのじゃ。

こんな時は質問を変えてみる。

「自分が大切にしているものは何だろうか?」
「相手が大切にしているものは何だろうか?」



二十代の主婦が大切にしていること

おもちゃを自分で作ることで、創造性豊かな子に育ってほしいと願っている。
おもちゃをただ買い与えることだけが、愛ではないと思っている。

義母が大切にしていること

ただ孫の喜ぶ顔が見たい。
孫に何かを買ってあげることが、自分の楽しみになっている。

お互いに求めるものが違う。大切にしているものが違うゆえ、ぶつかり合う。
その違いをまず知ることが大切よの。

さて、子供は大人をよく見ている。
「この人は甘えたらおもちゃを買ってくれる人だ。」と思うと、
子供は甘えたりわがままを言って、おもちゃをねだる。

じゃが、「この人は言ってもダメだな。逆に怒られそう。」と思うと、
シュンとおとなしくしているものじゃ。

ゆえ、誰彼かまわずおもちゃをねだることはない。

心配しすぎずとも、この件だけで息子がわがままに育つということはないのじゃよ。

そのことを理解したうえで、
二十代の母は自分が大切に思うことを、息子に伝えていけばよかろう。

そして義母にたいしては、息子が甘えられる場所として、また息子のスポンサーとして、
「困った時はよろしくね。」と思っておれば、どうかのぅ?
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