1月22日東京なんでも仙人セミナー
の質問コーナーで、こんなご質問をいただきました。
◆ ◆ ◆
並行現実がたくさんあり、つながる現実がたくさんあるのだとしたら、
セウォル号の沈没事故のように、たくさんの方が一度に亡くなるようなケースは、
誰かの想いにより、その出来事に影響を与えることができるのでしょうか?
例えば、子どもたちの無事を祈り見守っていた親ごさんの中には、
「きっと助かる!」と思っていた方もおられれば、
不安でパニックを起こした方もおられると思います。
見守る親ごさんの想いの中で、どれが影響した・・・
というのは、あるのでしょうか?
◆ ◆ ◆
確か、このようなご質問でした。
その場ですぐにお答えできなかったので、
後日なんでも仙人のブログでお伝えしますね、
とお返事しました。
さて、どのようなメッセージが届いたのでしょうか?
なんでも仙人の渾身のメッセージをお伝えいたします。
◆ ◆ ◆
あの事故は、社会的なメッセージを伝える出来事だったね。
企業や国の対応やあり方について問われる出来事であり、
他の国や企業においても、安全の危機管理を今一度見直そう
という意味があった。
起こる出来事の中では、決まっているものと、
変わるものがある。
決まっているものも、大が小になる・・・
ということはある。
『想いの力』であの事故を防げたのか?
というと、このケースではそうではないということ。
あの事故を通して、何ができるのか?
どう変えていけるのか?
が、残った人に問われていることだね。
(みやがわ)「病気で修学旅行に参加できず、あの船に乗らなかったという人や、
船から脱出して助かった人と、亡くなった人の命運を分けたものは、
なんだったのでしょうか?」
『その人が決めてきた寿命』
そう伝えることが、一番みんなが前を向いて
歩いていける答えだね。
一人ひとりのことについて細かく伝えるとキリがないし、
それを聞いたところで、亡くなった我が子はかえってこない。
原因を探すことは、必ずしも『幸せ』につながらない。
『その人が決めてきた寿命なんだ』
『亡くなった人は、今、ちゃんと魂のふるさとに戻ってきているんだ』
そう知ることが、残された人が力強く生きていくために、
少なからず力になる。
どんなことを聞いたとしても、辛い気持ちは変わらない。
悲しみは消えない。
亡くなった人を想う残された側の方が、
苦しみが大きい。
亡くなった人は、光の仲間がちゃんと助けにきて、
安心、安全な場所にいるから、今、苦しんでいない。
残った側の方が、よっぽど辛いんだよ。
これはセウォル号の出来事だけではなく、
大きな災害などでたくさんの人が亡くなった時は、いつも同じ。
あまりに辛いことがあると、人はいったん記憶を封印する。
思い出さないようにする。
それも生きるための必死の知恵なんだよ。
残った人が、
『自分は助かってしまった』
『助けてあげられなかった』
と罪悪感を感じ、苦しくなることがある。
その苦しみがどれほどのものか・・・。
亡くなった人よりも、残った人の方がよほど苦しんでいる。
よほど深い悲しみの中にいる。
『助かった人』と『助からなかった人』の違いとは、
なんなのだろうか?
『助かることが幸せ』で『助からなかったことが不幸だ』と、
誰が決められる?
その境目はなんだと思うかね?
(みやがわ)「難しすぎて、わたしには分かりません。
生きてるわたしたちから見れば、どうしても
『命があることは幸せ』だというとらえ方になってしまいます。
我が子にはどんな形であろうとも、生きていてほしい。
生き残ってほしい。
その一心です。
どんな形・・・と言っても、もちろん肉体がある状態で!
そこに確かにいる、と確認できる状態で!」
うん。
そんだね。
肉体をもつそちらは、肉体をもっている状態の家族と
会いたいよね。
家族が亡くなっている人は、今すぐ会いたいよね。
『いつか必ず会える』と言われても、現実味がないよね。
うん、分かるよ。
その気持ち、分かるよ。
(ものすごく深い慈愛のエネルギーが、ぐわぁ~ときました)
だからこそ、生きている自分の命に、目を向けてあげよう。
生きている家族やまわりの人に、意識を向けてみよう。
亡くなった家族のこと、すごく考えちゃうだろうけど、
亡くなった本人は、今、魂のふるさとで幸せにしているから、
生き残った人に意識を向けてあげよう。
できることがあったら、生きているうちにやってあげよう。
亡くなると、
『ああしてあげたらよかった』
『こうしてあげたらよかった』
って後悔するけど、生きている家族に対しては、
不思議とそこまで思わない。
『いつでもできる』って思ってるからね。
『いつでもできる』って幸せの印。
今、幸せと思えない人は、実は『幸せど真ん中』にいる。
そのことを自覚することも、この出来事の大きな意味になるね。
(みやがわ)「なるほど・・・。分かるんだけど、
分かるんだけど・・・、なんかしっくりこないっていうか、
わたしのハートにド・ストライクで飛び込んでこないっていうか・・・」
すべてのことがしっくりくるわけじゃない。
苦しみが一気に解消するわけじゃない。
『どうしても許せない想い』や、
『どうしても腑に落ちないこと』も、
人生には起きることがある。
なにごとも『スッキリ、はっきり、ド・ストライクで!』
を目指すと、そのことばかり考えてしまう・・・。
さっきも伝えたように、あまりに深い苦しみや悲しみは、
記憶を封印することがある。
それは自分を守るための必死の知恵であり、
今、耐えられないものは置いておく・・・、
という人類の知恵なんじゃよ。
後ね、同じ体験をした人が話しをすることで、
生きる力になることがある。
生きている人も、亡くなった人も、すべてが尊い。
残された人のすべての行動、言動、感情の動きが、
例えようもなく尊い。
ただそれを伝えたい。
励ますとか意味を伝えるとか、そうではなく、
ただそこにあるすべてのことが、かけがえがないほど愛しく、尊い。
だから安心して今世の自分の寿命を全うしてほしい。
すべての感情はそのままに・・・。
◆ ◆ ◆
とても深い対話になりました。
みなさんは何を感じられましたか?
セウォル号沈没事故で生き残った生徒の卒業式に、
犠牲者の親が贈ったメッセージ(全文)があります。
わたしはこの記事を、今朝ネットで見つけて知りました。
読んだ時、とても心がふるえました。
「感動した」という言葉では表わしきれない
「尊さ」を感じました。
この心の動きを、大切に味わいたいと思います。
なんでも仙人セミナー情報
2月の美と健康セミナー
「ひすいこたろう&みやがわみちこコラボセミナー」
「可能性は誰の中にも必ずある。
自分の種を育てよう!」
大阪は2月7日(日)
東京は2月13日(土)
詳しい内容はこちら。
セミナーのお申込みはこちらから。
大阪の美と健康セミナーまであと3日ですね。
みなさまにお会いできますことを、心から楽しみにしておりま~す
の質問コーナーで、こんなご質問をいただきました。
◆ ◆ ◆
並行現実がたくさんあり、つながる現実がたくさんあるのだとしたら、
セウォル号の沈没事故のように、たくさんの方が一度に亡くなるようなケースは、
誰かの想いにより、その出来事に影響を与えることができるのでしょうか?
例えば、子どもたちの無事を祈り見守っていた親ごさんの中には、
「きっと助かる!」と思っていた方もおられれば、
不安でパニックを起こした方もおられると思います。
見守る親ごさんの想いの中で、どれが影響した・・・
というのは、あるのでしょうか?
◆ ◆ ◆
確か、このようなご質問でした。
その場ですぐにお答えできなかったので、
後日なんでも仙人のブログでお伝えしますね、
とお返事しました。
さて、どのようなメッセージが届いたのでしょうか?
なんでも仙人の渾身のメッセージをお伝えいたします。
◆ ◆ ◆
あの事故は、社会的なメッセージを伝える出来事だったね。
企業や国の対応やあり方について問われる出来事であり、
他の国や企業においても、安全の危機管理を今一度見直そう
という意味があった。
起こる出来事の中では、決まっているものと、
変わるものがある。
決まっているものも、大が小になる・・・
ということはある。
『想いの力』であの事故を防げたのか?
というと、このケースではそうではないということ。
あの事故を通して、何ができるのか?
どう変えていけるのか?
が、残った人に問われていることだね。
(みやがわ)「病気で修学旅行に参加できず、あの船に乗らなかったという人や、
船から脱出して助かった人と、亡くなった人の命運を分けたものは、
なんだったのでしょうか?」
『その人が決めてきた寿命』
そう伝えることが、一番みんなが前を向いて
歩いていける答えだね。
一人ひとりのことについて細かく伝えるとキリがないし、
それを聞いたところで、亡くなった我が子はかえってこない。
原因を探すことは、必ずしも『幸せ』につながらない。
『その人が決めてきた寿命なんだ』
『亡くなった人は、今、ちゃんと魂のふるさとに戻ってきているんだ』
そう知ることが、残された人が力強く生きていくために、
少なからず力になる。
どんなことを聞いたとしても、辛い気持ちは変わらない。
悲しみは消えない。
亡くなった人を想う残された側の方が、
苦しみが大きい。
亡くなった人は、光の仲間がちゃんと助けにきて、
安心、安全な場所にいるから、今、苦しんでいない。
残った側の方が、よっぽど辛いんだよ。
これはセウォル号の出来事だけではなく、
大きな災害などでたくさんの人が亡くなった時は、いつも同じ。
あまりに辛いことがあると、人はいったん記憶を封印する。
思い出さないようにする。
それも生きるための必死の知恵なんだよ。
残った人が、
『自分は助かってしまった』
『助けてあげられなかった』
と罪悪感を感じ、苦しくなることがある。
その苦しみがどれほどのものか・・・。
亡くなった人よりも、残った人の方がよほど苦しんでいる。
よほど深い悲しみの中にいる。
『助かった人』と『助からなかった人』の違いとは、
なんなのだろうか?
『助かることが幸せ』で『助からなかったことが不幸だ』と、
誰が決められる?
その境目はなんだと思うかね?
(みやがわ)「難しすぎて、わたしには分かりません。
生きてるわたしたちから見れば、どうしても
『命があることは幸せ』だというとらえ方になってしまいます。
我が子にはどんな形であろうとも、生きていてほしい。
生き残ってほしい。
その一心です。
どんな形・・・と言っても、もちろん肉体がある状態で!
そこに確かにいる、と確認できる状態で!」
うん。
そんだね。
肉体をもつそちらは、肉体をもっている状態の家族と
会いたいよね。
家族が亡くなっている人は、今すぐ会いたいよね。
『いつか必ず会える』と言われても、現実味がないよね。
うん、分かるよ。
その気持ち、分かるよ。
(ものすごく深い慈愛のエネルギーが、ぐわぁ~ときました)
だからこそ、生きている自分の命に、目を向けてあげよう。
生きている家族やまわりの人に、意識を向けてみよう。
亡くなった家族のこと、すごく考えちゃうだろうけど、
亡くなった本人は、今、魂のふるさとで幸せにしているから、
生き残った人に意識を向けてあげよう。
できることがあったら、生きているうちにやってあげよう。
亡くなると、
『ああしてあげたらよかった』
『こうしてあげたらよかった』
って後悔するけど、生きている家族に対しては、
不思議とそこまで思わない。
『いつでもできる』って思ってるからね。
『いつでもできる』って幸せの印。
今、幸せと思えない人は、実は『幸せど真ん中』にいる。
そのことを自覚することも、この出来事の大きな意味になるね。
(みやがわ)「なるほど・・・。分かるんだけど、
分かるんだけど・・・、なんかしっくりこないっていうか、
わたしのハートにド・ストライクで飛び込んでこないっていうか・・・」
すべてのことがしっくりくるわけじゃない。
苦しみが一気に解消するわけじゃない。
『どうしても許せない想い』や、
『どうしても腑に落ちないこと』も、
人生には起きることがある。
なにごとも『スッキリ、はっきり、ド・ストライクで!』
を目指すと、そのことばかり考えてしまう・・・。
さっきも伝えたように、あまりに深い苦しみや悲しみは、
記憶を封印することがある。
それは自分を守るための必死の知恵であり、
今、耐えられないものは置いておく・・・、
という人類の知恵なんじゃよ。
後ね、同じ体験をした人が話しをすることで、
生きる力になることがある。
生きている人も、亡くなった人も、すべてが尊い。
残された人のすべての行動、言動、感情の動きが、
例えようもなく尊い。
ただそれを伝えたい。
励ますとか意味を伝えるとか、そうではなく、
ただそこにあるすべてのことが、かけがえがないほど愛しく、尊い。
だから安心して今世の自分の寿命を全うしてほしい。
すべての感情はそのままに・・・。
◆ ◆ ◆
とても深い対話になりました。
みなさんは何を感じられましたか?
セウォル号沈没事故で生き残った生徒の卒業式に、
犠牲者の親が贈ったメッセージ(全文)があります。
わたしはこの記事を、今朝ネットで見つけて知りました。
読んだ時、とても心がふるえました。
「感動した」という言葉では表わしきれない
「尊さ」を感じました。
この心の動きを、大切に味わいたいと思います。
なんでも仙人セミナー情報

「ひすいこたろう&みやがわみちこコラボセミナー」
「可能性は誰の中にも必ずある。
自分の種を育てよう!」
大阪は2月7日(日)
東京は2月13日(土)
詳しい内容はこちら。
セミナーのお申込みはこちらから。
大阪の美と健康セミナーまであと3日ですね。
みなさまにお会いできますことを、心から楽しみにしておりま~す

お陰様で、今日も、
私のハートが熱く熱く燃えたぎっている感じです!!!
感謝感謝です。
ご両親の卒業生へのメッセージ読ませて頂きました。
きっと
こうして書かれるまでに、怒りや、助けられなかった自分自身を責め、悩み苦しむ日々を過ごされたのでしょうね。
その苦悩のお気持ちを思うと、何という言葉を書いて良いのか見つかりません。
ただ、私なりに感じたのは、このご両親は、
事故の時から、
きっと自分の心に、自分の心で、向き合ってこられたんだろうなあ、
傷つき、真っ暗な中、ずーっと自分の心に
問いかけ続けたんだろうなあ。
今を生きる、前を向いて、
自分を信じ、人を信じ、人を大切に思う。
そんな、心の旅を歩いている姿が見えてくるようです。
心からエールを、
私には、笑顔が 見えました。
いつも楽しく拝読しています。
今日のなんでも仙人のお言葉、、、
今の自分に一番必要な言葉がありました!
苦しくて悲しくて(この事故のご両親とはくらべものにはならない悩みではあるのですが)
すごく救われました(涙)
まさに「ド・ストライク」(笑)
ありがとうございます!!
卒業生へのメッセージも、涙涙・・・。
生きているものとして、寿命を全うしたいと思います。
いつも誠実なコメントをいただき、
本当にありがとうございます。
やすし様の言葉は、心にしみわたります。
感謝しています。
嬉しいお言葉をいただき、ありがとうございます。
「ド・ストライク」でしたか!!
よかったですーーーーーー(^-^)
深刻なテーマの対話ではありましたが、
なにかを感じていただいたり、
救われたと感じていただいた方がお一人でも
おられましたら、とても嬉しいです。
心から感謝をこめて・・・
みやがわみちこより