「こうなりたい。」と思うのに、現実は思うようにいかず、
空回りして落込んでしまうことがあります。
どうやって気持ちをプラスにもっていけばよいですか?

★ 苦手なことをやろうとしていないか?
★ それは本当にやりたいことなのか?
この問いかけを、まず自分にしてもらいたい。
空回りして落ち込んでいる時は、自分の輝きが見えなくなっている時である。
自分の存在が、実際以下に小さく思える。ちっぽけな存在に見えてしまうのじゃ。
★自分の輝きはなんなのか?
★自分の強みはなんなのか?
★自分が本当にやりたいことはなんなのか?
もう一度原点に返って、自分の心に問いかけてみる時間が必要である。
成長していないように見えても、人は少しずつ変化している。
落ち込んだ時は、一年前に比べて、できるようになったことを数えてみるとよい。
これは子育てにも言えることじゃが、自分の子と他の子を比較して、
「あれができてない。」「これができてない。」と数えだすと、
自分の子のよいところや、本来もつている輝きがまったく見えなくなってしまう。
他の子と比較するのではなく、自分の子の一年前と比較してみてほしい。
できるようになったことは、たくさんあるはずである。
我が子のよさが見えてくる。
「こうなりたい。」という理想の自分をイメージすることはよいことじゃが、
実際はそんなすぐには人は変わらない。時間がかかるんじゃよ。
自分のまわりにいる人たちは、自分の一部を映す鏡。
憧れの人もいれば、未熟だなぁと感じる人もいるじゃろう。
この出会う人たちの器の幅が、今の自分の器の幅。
できている時もあれば、そうじゃない時もある。あって当然なのじゃ。
「十回のうち一回でもできてたら、大成功!」くらいの気持ちでいれば、ずいぶんと心が軽い。
心をどれだけ軽くしてあげられるかが、空回りから抜け出す鍵である。