12月16日(土)14:00~
司会の先生
「今日、12月16日は、ベートーヴェンの誕生日と言われています。洗礼は17日で記録が残っているのですが、
正確な出生日は分かりません。
おそらく、15、16、17日のどれかであろうと言われています。
我が校のキャンパスはハイリゲンシュタットに似ているそうです。
ところが、今日のプログラムには、ベートーヴェンが一曲も入っていないという(会場の笑いを取る)
演奏者としてのみなさんと、ホームルーム時のみなさんの姿、両方を見て、副担任として感慨を覚えます」
Program
ソプラノ独唱
【浜辺の歌】成田為三
【カーロ・ミオ・ベン「いとしき女よ」】トンマーゾ・ジョルダーニ
司会の先生:解説
「伴奏のピアニストの方、感想はいかがですか?」
「僕は、初めて歌の伴奏という経験をさせて頂きました。【浜辺の歌】は、1番は朝、2番は夕なので、ピアノでどう表現するか考えました。
とても良い勉強になりました」
ピアノ独奏
【子犬のワルツ 変ニ長調 作品64‐1】ショパン
【ハンガリー狂詩曲 第6番 変ニ長調】リスト
司会の先生:解説
「【子犬のワルツ】は、ショパンのジョルジュ・サンドへの恋、愛らしい子犬が自分のしっぽを追ってくるくると回る様子を変ニ長調で描いています。ハンガリー狂詩曲も変ニ長調ですが、変ニ長調というのは、情景を描きやすい調性だと思います」
サクソフォーン独奏
【子守唄】ブラームス/伊藤光介編曲
【クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 作品120‐2 第1楽章】
ブラームス/ユージン・ルソー編曲
サクソフォーン4重奏
【サクソフォーン4重奏曲 第3楽章】デザンクロ
~休憩~
作品発表
ピアノ独奏
【やがてひとつの物語~決心とはじまりと煌めきと~】
司会の先生:解説
「ピアノ科から作曲科へ転向されましたね。こちらも変ニ長調ですね。」
ソプラノ独唱
【椰子の実】大中寅二/島崎藤村 作詞
【ます】シューベルト作曲 シューバルト作詞
司会の先生:解説
「シューベルト20歳の時の作曲です。ベートーヴェンはこう言っているそうです
『同じフレーズを2度、繰り返すのは良い、だが、三度目は変えるように』
この曲でも3度目、川の底の泥が濁り、ますが捕らえられてしまう情景が描かれています
先のピアノ独奏3曲もそうですが、この曲も変ニ長調です。変ニ長調というのは愛の調なんですね」(変ニ長調推しの先生)
【私のお父さん 歌劇「ジャンニ・スキッキ」より】プッチーニ
マリンバ独奏
【マリンバとピアノのためのカプリス ~竹田の子守歌による~】横山菁児
【チャルダッシュ】モンティ
司会の先生:解説
「モンティはイタリアの19世紀の作曲家です。チャルダッシュというのはハンガリーの音楽です。
テンポゆっくり→速く→もっと速く、とテンポの変化が特徴です。
もともとは、軍隊に人を集めるための音楽でしたが
のちに酒場で楽しまれるような音楽となりました」
ピアノ独奏
【ダンテを読んで~ソナタ風幻想曲~】リスト
司会の先生:解説
「冒頭『悪魔の音程』と言われ、地獄の世界を表現していると言われています。
昔の人は、広い音程を三度続けるのは不吉を現す、と思っていたようです。
そのため、三度目は音を下げる、♭(フラット)が生まれました。
アンコール
【トロイメライ】シューマン
会場となった、大正時代に建てられた製糸試験場。北側から採光するつくりになっています。
屋根の外観