少しづつ日常にもどって

この週末、また自宅に戻ってきました。

入れ替わりに兄たちが母の所に行っています。

シャキシャキした母のはずが、やはり父が亡くなってしまったショックからか、少し心配な様子です。

幸い、お仕事が暫くないので、実家で母と過ごす時間が取れます。

何が幸いするかわかりません。

わたくしの方は、母と父を偲びながら過ごした事で、ずいぶん落ち着いてきました。

時々、どうしようもなく寂しくて、涙が出てしまうこともありますが、家人と笑って食事をしたり、テレビの話題でお喋りしたり、日常を取り戻しています。

昨日は、家人の提案で久しぶりに銀座でランチでもしようと出かけました。

風は冷たかったけれど、よく晴れて気持ちの良いお天気でした。

オザミは今やフレンチレストランの一大勢力？になっていますが、20年以上昔は本当に小さなビストロのようなお店でした。

たしか四谷辺りにあったはず。

奥様がお料理を作って、ご主人がソムリエ。お若いご夫婦の可愛いお店でした。

それが、あれよあれよという間に人気に火がつき、銀座に移転し、どんどん拡大です。

ご主人は実業家なのねぇ。

そんなオザミ・デ・ヴァン銀座本店でランチです。

800円でグラスシャンパンが飲めるのは、さすが。

3000円ちょっとのランチコースの前菜盛り合わせ。

シャンパンが進んでしまいます。

この日のスープはカボチャ。

甘くてほっとする美味しさでした。

メインはオーストラリア牛のフィレ。

本当は国産牛のモモ肉が良かったのだけど、残念ながら品切れでした。

オージービーフも美味しかったけどね。

家人のチョイスしたエゾジカは特に良かった気がします。

デザート。

タルトタタン。

アップルパイやタルトタタンにバニラアイスの組み合わせは王道ですね。

美味しかったです。

今はコロナ禍で集客のためか、上のお値段のコースは半額近くで提供されていました。

わたくしがオーダーしたのは定価でしたが、8000円程度のコースが4000円台は頑張ってるなぁ！

皆さんワインとお食事を静かに楽しんでいました。

私たちも家族で静かに静かに。

食事の後は丸の内を少しお散歩してから帰りました。

良い昼下がりでした。