みなさんこんにちは、夏バテ気味のジョシュアです。
↑食べかけで申し訳ない!暑いので今日は冷製パスタにしました。
↑ジブリ公式サイトより。
↑ジブリ公式サイトより。
夕方からのリハビリも終わり、嫁とポポラマーマで寛ぎながら執筆しています。
ランチセットやポポセットが品数も多いし安いので、定期的に来店してます。
↑食べかけで申し訳ない!暑いので今日は冷製パスタにしました。
とにかく今の日本の夏は暑すぎるので、涼しい自宅や映画館で過ごしたいものです。
そんな夏の夜のお供には、スタジオジブリのアニメ映画なんか最高だなと思います。
本日7月21日21時から、日本テレビ金曜ロードショーにて「もののけ姫」が放送されます。
また、スタジオジブリ最新作であり宮崎駿監督最後の作品と言われている「君たちはどう生きるか」も現在劇場公開中です!
ジブリパークもオープンし、今まさにスタジオジブリの勢いは過去最高と言っていいでしょう。
幼少期からジブリ作品に親しんできた私としては、感慨深いものがあります。
「もののけ姫」自体は過去に何度もテレビ放送があったので、今さらレビューというのは気が引けるのですが個人的な意見など少し書いてみようかなと思っております。
↑ジブリ公式サイトより。
物語冒頭は、主人公のアシタカがタタリ神から呪いを受ける場面から始まります。
アシタカはエミシ族の次期当主という設定ですが、エミシ族というのは明らかにアイヌ民族のことでしょう。
また、アシタカの今後の処遇を話し合うシーンでは、縄文時代の土器に似た祭祀用の壺が描かれています。
日本固有の民族であった縄文人が渡来人に追いやられ、東北や北海道に逃げ延びていったという実際の歴史を踏襲し、もののけ姫は作られています。
このように、主人公のアシタカは滅びゆく民族であるエミシ族の王子にも関わらず、呪いを受けて追放されるという、何とも悲運な存在なのです。
さらに、ヒロインのサンは幼い時に親に捨てられて山犬のモロが親になっています。
↑ジブリ公式サイトより。
また、タタラ場のエボシは幼い時に海賊に売られてそのまま頭目の妻になり、財宝や製鉄技術を持って日本に帰って来たという設定があります。
この様に、主人公含めてその周辺人物もいわゆる「社会的弱者」にあたり、もののけ姫は彼らにスポットライトを当てた作品、と言えるのではないでしょうか。
実際に、物語中の重要拠点であるエボシ御前が運営する製鉄所「タタラ場」では、女性が事業の中心にあたる製鉄に携わり、感染症の患者が最高機密にあたる鉄砲の製造に当たっています。
↑ジブリ公式サイトより。
もののけ姫が室町時代あたりをモチーフにした作品なので、女性や差別を受けている人々が活躍するタタラ場という場所は、かなり特異な存在であることがわかります。
しかも主人公は理由はどうあれ、村を追放された人間です。普通に考えれば、アシタカを受け入れてくれる場所は無いはずです。
もののけ姫は有り体に言えば、ファンタジーや冒険活劇と言った作品に当たると思うのですが、実はかなり社会派の作品だと私は思います。
もちろん「人間と自然の調和」なんてテーマも含んでいますが、それよりも人間が抱える暗い側面を色濃く描いた作品ではないでしょうか。
テーマは重くて暗いかもしれませんが、私はこの作品が大好きです。
まだ観てない方や、流し観で終わってしまっている方は、21時から金曜ロードショーで是非ご覧になって下さいね!
では本日はこの辺で。
読んでいただきありがとうございました!
ジョシュアでしたー